ブルータス猫
26.6.15 東京都清瀬市
合歓がけぶるように花咲き
26.6.15 東京都清瀬市
沙羅の木の 玉の蕾が次々開き
26.6.16 東京都清瀬市
26.6.16 東京都清瀬市
26.6.21 東京都清瀬市
6月21日に、二十四節気でいう「夏至(げし)」が過ぎて
沙羅の花の時は過ぎようとしています。
26.6.21 東京都清瀬市
沙羅の花散る散歩の野原に
落ちているように 丸く寝ている
チャー君です
暑すぎない陽が射し、風が少し軽く感じられる日
気持ちよいお昼寝のようです
落ちているのはチャー君だけではなく
26.6.21 東京都清瀬市
26.6.21 東京都清瀬市
黄色く色づいた梅の実です。
そもそも この季節の雨を梅雨というのも、梅の実の熟する頃の雨だからと
いいます。
梅雨のほかに、黄梅雨(こうばいう)という呼び名もあるのです。
南京(なんけい)犀浦(さいほ)の道
四月 黄梅(こうばい)熟す
湛湛として長江(ちょうこう)去り
冥冥として細雨(さいう)來たる
杜甫「梅雨」より
唐の詩聖 杜甫(とほ)の五言律詩の前半部分です。
南京(=成都)犀浦県は杜甫の草庵のあった場所です。
陰暦四月、つまり現行歴の五月半ばになると梅の実は黄色に熟する。その頃に長江は水を満々と湛えて流れ行き、あたりを暗くして、季節の細かな雨が降ってくる。
梅雨に入る頃の自然を歌うものです。
26.6.16 東京都清瀬市
雨がちの季節、たまにきれいに晴れた時にはしみじみと幸福感があります。
“ オテンキハ ウレシイケド マドレーヌサンガ イッテタトオリダ ”
ウメちゃん 浮かない顔でどうしたの
“ アノトリ コワインダヨ ツッツキニ ハシッテクルンダヨ ”
“ チカクデ アナ ホッテタダケナノニ ”
ほんとにそれだけなの
“ チイチャイノ チョット ミテタケド
ダッテ チョロチョロスルカラ ”
猫に見られるのいやなのよ そっとしておいてね
“ ナンニモ シテナインダケドナー ”
コチドリの母鳥はやたら強気です。
猫だけでなく、ボーッと眺めていると散歩の人間にも撃退に向かって来る勢いです。
子育て中の母というものほど、気迫のある、捨て身の生き物はありません。
さて、我が家の家族は
“ ナニカ? ”
「 オマエもか」!
仙人のそばで“勉強の友”なのですが、いまやひたちばかりでなく
みやもこのとおり 当たり前のように 伸び伸びした仰向け寝です。
ひたちはまた好いところを見つけて
“ ハヤク オセンタク ホシニ イコウヨ ”
籠まちがってないかな
気に入って しばらく遊び、そのままそこで寝てしまいました。
梅雨が明けるまで 猫の眠い眠い時間が続きます。
26.6.15 東京都清瀬市