雨水猫
24.2.19 東京都清瀬市
寒が明けても三寒四温とは行かずにここまでまいりましたが、この数日、寒気がちょっと緩むといきなり春めく気配です。何と言っても二月も下旬、日が長くなりましたからね。
今年は2月19日が二十四節気の「雨水(うすい)」です。空から降ってくる雪や氷が地上の陽気に解けて中空で雨になる頃と『暦便覧』には説明されています。春が近づいてまいりました。
24.2.12 東京都清瀬市
庭に来るジョウビタキは、掃除に出ると傍に来て、人に付いて近い木の枝を移動します。
毎冬に庭にジョウビタキを見ますが、この人なつこい小鳥は去年も来た、その前年も来た、同じ小鳥なのかも知れません。我が家を覚えていて訪ねてくれるのならうれしいことです。
メジロはたのしそうに花の蜜を吸っています。
24.2.12 東京都清瀬市
木の実を食べたり
24.2.10 東京都清瀬市
遊んだり
この小鳥は並ぶと押し合うのが親愛の仕草らしい
「メジロ押し」というのはここから来た表現だということです
たった二羽でも「メジロ押し」
我が家のふたりも たったふたりで いつも押し合いへし合い
近づけば ドタバタの毎日です
ふたり傍にいて 妙に静かにしている時は「何か」ヤッテいる時なので要注意
" イイモノ アッタ " " アッタネ "
"コレ ホシイナー "
" アケテ アゲヨウカ "
" テツダッテ "
" オ菓子ハ クレナイト オモウヨ "
" ジャア ヒトリデ ヤル "
" アケタラ チョーダイネー "
" アケタラネ "
みやが頑張りはじめたので、こちらに引き取って包みを開きました。
みやは好奇心が強いので、何が入っているか確かめられればそれで気が済みます。
一方、ひたちにはいつもはっきり欲しいものがあって...
" コレコレ"
" ソレデ ヨカッタノ? "
紐で遊ぶのは猫一般の習性ですが、ひたちが困るのは、ひたちは興が乗り切るとどういうものか食べてしまう。夢中になって遊ぶと、仕舞いにはそれを口に入れてハグハグやるのが常なので、注意しなければなりません。
この紐は包装によくある薄いプラスチック製のリボンですが、こんなものをふたりで取り合って遊んだあとやはりひたちは口に入れ、慌てて取り上げた時には長い紐が半分に千切れていました。急いで取り上げたはずなのですが、どうしてもその半分が見つからず、気になっていました。
24.2.17 東京都清瀬市
その日から一週間ほどした昨日の夜中、ひたちが苦しそうに吐いていると息子が呼びに来て、飛び起きて行ってみると、もう出すだけのものを出してひたちはケロリとしていましたが、出てきたものがあの紐の半分。
私たちから隠してどこかにしまって置いたのを、この夜になって改めて遊んで食べたものと思われます。
プラスチックは消化しませんから、長いものは運悪く胃から腸にまで入ってしまうと、腸の中で絡んだりしたら大事になるらしい。喉に引っかかったところで吐き出せたのは幸いでした。
" ビックリシタネー "
みやより要領の良いところもあり、それほどお馬鹿とも思えないのですが、この癖が心配です。命を縮めることになりませんように気をつけてはいるのですが。