2013年12月12日

大雪(たいせつ)猫

   1203木の実6392.jpg                             25.12.3 東京都清瀬市   

  12月7日に、二十四節気でいう「大雪(たいせつ)」に入りました。東京に雪を見るのは年が明けてからのことになるのが常ですが、北国からは雪の便りも聞こえる頃です。

  
1101フク1873.jpg            “ アサ  サムカッタネ  ”

        昨日から東北は雪だって。

  週末にかけて大雪になるという予報です。
  いつもの年より寒い冬になりそうな気配です。
     
         
1101フク1848.jpg     “ オオキイ木ノハッパガ スクナクナッテ 変ニ  アカルインダヨ ”

       そうね 冬らしくなってきたね

      
  フクちゃんは公園の中で会う散歩猫さんで、今日もおっとりとゆっくり話します。

      
1101フク1866.jpg       “ ナク虫ガイナクナッテ  シズカニナッテキタ ”

  たしかに、あたりはすっかり鎮まって、引き締まってゆく空気の中、山茶花が力一杯という感じで咲いています。

         
1203山茶花6320.jpg                             25.12.3 東京都清瀬市


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                             25.12.3 東京都清瀬市


      風邪引かないように 暖かいところで遊ぼうね
        
1101フク1851.jpg       “ ウン  ジャア マタネ ”

  ふんわりしたフクちゃんは、フワフワと日向に向かって歩いて行きました。

 
  さて、あの坊(ぼう)ちゃんですが、
  
     
1201坊チャン6191.jpg
     
1201坊ちゃん6110.jpg            “ ベー ”

  結局里親は決まらないまま、この住宅地の居住猫となり、相変わらず我が家を含めた数軒の共同保護のもとに暮らしています。

  かわいい良い猫なのですが、どのお宅も先住猫との折り合いが難しく、さらに我が家の場合は、みやとひたちが使っている猫トイレに坊ちゃんがどうしても馴染んでくれないこともあって、中の猫家族に交えることができませんでした。

  そうして外暮らしが続くうち、坊ちゃんは外の自由なしにはもう暮らせなくなっているような気もします。

     
1201坊ちゃん6132.jpg
  話し声がすると思って出てみると、御近所のどなたかと坊ちゃんの立ち話だったりすることがよくあります。

  人なつこく、愛嬌があってかわいがられるのは猫徳とも言うべきでしょうか。お仕事帰りの御主人方などともいつの間にか馴染みになり、道々で世間話をしているようです。

  夕暮れ、夜の始まる頃の人通りに、そうしてひとしきり外交すると、坊ちゃんは早々に湯たんぽ入りの防寒ハウスに帰宅し、夕食を終えると早寝です。その上で朝は割合遅くまで寝ているのは、まだ子供だからでしょうか。

  ご町内の小学生の登校時間に十字路に立って見送り、頭を撫でて貰ったりかわいい声を掛けて貰うのが日課のようです。そこそこ楽しく暮らしているとも見えます。

    
1208みや7031.jpg            “ ボーチャン  オオキクナッタネ ”

   みやは しばらく忙しかったから、坊ちゃんに会ってなかったでしょ。

          “ オシゴト スンデ ヒサシブリニ 見タラ マアルクナッテタ ”

          
hitaF0537.jpg           “ ボーチャンダケ カンヅメ イイナー ”  

       坊ちゃんは口内炎になりやすいから仕方ないの
       それに ひたち君にはカリカリが良いって  お医者さんに言われてるでしょ

  ひたちの場合は健康のためにこれ以上の肥満は避けなければなりません。

           “ オイシャサンハ  ネコジャナイ カラダヨー  ”      

  坊ちゃんが丸くなったのは、カンヅメのせいもあるかもしれませんが、成長しているのです。その上、冬仕様の厚い毛並みになって来た模様です。寒さに向かって、元気に毎日を過ごしてくれると良いのですが。

  とかくせわしい年末に向かいます。皆さまもどうぞお大切に。

    
12076680.jpg                             25.12.7 東京都清瀬市
        “ ピラカンサ!アカイ! ”




 



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