冬眠猫
26.1.29 東京都清瀬市
凍る風の中に梅の花がきれいです。
不争又不力
自占百花魁
「争はず又力(つと)めず、自ら百花の魁(さきがけ)を占(し)む」
(「寒梅」)と新島襄は詠みました。
厳寒の空の下、当たり前のように晴れやかに咲いているのが
ほかの花にはない颯爽とした風情です。
いつもちょっと挙動が不審なチャー君
今日は毛づくろい中です
“ ソレハ サムイケドネ ”
“ オモシロイコトモ アルカラネ ”
そうね さむくてもね
美人のフクちゃんも
おしゃべり猫の 獅子丸君も
“ ミテルダケ ダッテバ ”
今日もカモちゃんを狙っている ボン子ちゃんも
おっとりした梅ちゃんも
外のみんなはそれぞれに元気に頑張っていますが、我が家のふたりはというと
ほとんど冬眠状態。
寒さのせいでしょうか。先日はこんな奇跡のショットが撮れました。
ひたちがもぐっていたベッドにずかずか入って来て、丸くなったみや。
息子の部屋です。
普段は、ひたちがちょっと触ってみたという程度でも、倍返しどころではなく、
目が合っただけで怒ったりする気むずかしいみやなのですが。
すっかり目が覚めて、怒られるのではないかと、ひとりでドキドキしているひたち。
みやは現金なので、さしあたり ひたちで暖を取っているのです。
ひたち、ソーッとね
“ ンンンン ワカッタ ”
だいたいは、ひたちが調子に乗って肩を組もうとしたり、舐めてみたりして、
この平和が破れるのです。
大寒のみぎり、いろいろの事情あって、みやは寛容です。
26.1.29 東京都清瀬市