十三夜猫
24.10.21 東京都清瀬市
空が一層高くなり、キンモクセイがひんやり薫るこの頃、例年より遅いと言われていた紅葉の便りもちらほらと聞こえてくるようになりました。
24.10.24 東京都清瀬市
24.10.24 東京都清瀬市
24.10.24 東京都清瀬市
この近くの森でも秋の錦を織り掛けはじめています。
24.10.20 東京都清瀬市
さて 我が家の庭をのぞき込むアヤシイ視線は
チョロンの三きょうだいの中で一番用心深いウズちゃんです。
なぜか今日は入って来ないで 塀の上から窺っています。
なるほど 理由があったのです。
24.10.27 東京都清瀬市
柘植の木に また来ていました
24.10.27 東京都清瀬市
かわいいお客さん コゲラです
" 別荘 ツクッタカラネ "
" ネエ " " ......"
" キツツキ キテタッテ " " ......"
" イルノ ワカッテルヨ " " イナイ イナイ"
" ハイッテ イイ? " " ダメ! "
" マタ トラレチャッタ "
" ヘヘ "
日の落ちるのが随分早くなったこの10月27日は陰暦の長月十三夜。夜の空にはまだまん丸にならない若いお月さまが掛かります。
24.10.27 東京都清瀬市
仲秋の名月のあと、一年のうちにもう一度お月見をするとしたらこの夜の月がそれとされました。いわゆる「後(のち)の月」です。
「後の月」を詠む歌は数々あります。仲秋の月の歌とは趣の違う、晩秋の風情が心に沁みる優れた歌がいくらもあります。一方漢詩は、御紹介したいと思っても僅かです。戦国武将上杉謙信の作「九月十三夜」詩、あの有名な「霜は軍営に満ちて...」の詩のほかをほとんど見ません。十三日の月を賞美する風習は日本独特のものと言いますから、本家の漢詩に十三夜の詩が無いことが、我が国の詩作の伝統にも作用しているものと思われます。
24.10.24 東京都清瀬市