猫でも憂慮は続く
白木蓮 23.3.31 東京都清瀬市ガソリンスタンドも毎日開くようになりました。東京の暮らしは平常に戻りつつあります。
"モウ 干シチャッタノ？ オシマイ？ マタ 来ルヨネ"夕方ね
"バスケット 入イッテ イイカナー"無理だと思うけど...
取り込んだ洗濯物に潜るのが、みやもひたちも大好きです。
一方、明らかな人災である福島の原子力発電所事故は、三週間経ってもまだ終息の見通しがつきません。
これだけの危機に瀕して、まさかこの現代の日本で、最先端の知識と技術を結集した最善の手だてを取っていないなどとは思いませんよ。しかし報道で知る限り、まったくヘンテコなことに、その場しのぎの対症療法的な処置に追われているだけのように見えてしまいます。
社会不安を引き起こさないように、"ダイジョウブ"の側からだけ報道されているような気もします。放射線量について、よく聞くようになった「すぐには健康に害をもたらさない程度」とはいったいどういうことですか。これは"ダイジョウブ"ではありません。これが続いたら大変だということでしょう。だいたいすぐに害が出るようなら一大事です。本当に最先端の知識と技術は結集されているのでしょうね。
原子力安全・保安院による折々の会見は自然観察発表でもしているよう。まるで切迫感がありません。この事故対策に責任を持つトップ機関（それがだいたいどこなのか分かりません。経済産業省、原子力安全・保安院、原子力安全委員会、などいろいろありすぎて...）または政府でもいいのです、「今こうなっています」ではなく、「こうしてゆくつもりで、今はそのこれこれの段階です。その全行程の時間的見通しはこうです」という、能動的計画のある説明はできないのでしょうか。今や世界中の憂慮のもとになっているのですが。
憂慮といえば、
コードを囓るみやの癖には困ったものです。電源コードの不具合でパソコンに通電しなくなってなってしまいました。見ると、コードには尖ったもので突いたような深い窪みが点々と...。猫の噛み跡です。みやです。これで内部が断線したのでしょう。仕方なく、木曜日に急遽新調しました。
コードにまつわると叱るようにはしていますが、もともと猫と紐との組み合わせですからね、如何ともし難い。四六時中見張っているわけにもゆかず、本当に頭の痛いことです。
みやちゃん コードは囓っちゃダメだからね都合が悪いことは聞こえないみや、唐突に毛づくろいを始めます。
コードは囓らないでね "ナニ？"
だから、コード囓らないでね
"......"
コードは囓らないで下さい"今 シッポダカラ イソガシイノ アトデネ"
忘れられない三月が過ぎてゆき、今年も桜の季節はやって来ました。
染井吉野 23.3.31 東京都清瀬市
染井吉野 23.4.1 東京都清瀬市靖国神社の標準木が開花したのは３月２８日。いつもより寒い冬を越して、春も相当遅れるかと思われましたが、非常に早かった去年より６日遅いというのは、ほぼ例年並みなのだそうです。
森や野原も春の様子になってきました。
23.3.29 東京都清瀬市
タンポポ 23.4.1 東京都清瀬市
23.4.1 東京都清瀬市二羽の烏が巣を守っています。卵か雛がいるのでしょう。
どこに行くの？"オ散歩ニ"
赤い椿の落花の中をお散歩にゆきました。