啓蟄猫
24.3.15 東京都清瀬市
コゲラ 24.3.15 東京都清瀬市
春めいてまいりました。
今年は三月五日が二十四節気の啓蟄(けいちつ)でした。『暦便覧』には「陽気地中に動き、ちぢまれる虫、穴をひらき出づればなり」とあります。大地が温まり、冬の間休眠していた虫が穴から出て来るとされる頃になりました。
24.3.16 埼玉県所沢市滝の城址公園
ハトが集まって地面をついばんでいます 食事中
啓蟄のあとですからね
ハト 24.3.15 東京都清瀬市
24.3.16 東京都清瀬市
こちらは調整池の主 ガーコちゃん 可愛い呼び名でも♂です
口を開けたまま 水面を掃除機のように吸い込みつつ進んでいるようです
ドドンとした大きさと ちょっととぼけた感じが ひたちを思い出させます
ガーコちゃんはマガモとカルガモのミックスで、いわゆる合鴨です。
池の中にたくさんでいても、他の鴨より二回りは大きい体はすぐ目に付きます。
体重超過か、飛べないので、マガモのようには渡りません。渡りをしないカルガモの仲間になってずっとこの調整池にいて何年にもなります。散歩の人たちにはお馴染みのガーコちゃんです。
ガーコちゃんの池の周りに、この日はこんな景色が展開していました。
レンズ越しの視線の先には翡翠がいるのです。
池の中の島の木の枝に居て、時々水面に小魚を捕りにザブリと突っ込み、
また木の枝に戻ります。
衆人環視の中、まるで舞台の公演のよう。翡翠も堂々たるものです。
青い美しい背の翡翠はもともとカメラマンに大人気の野鳥です。結婚のシーズンに入ったので、うまくゆけば仲良く二羽でいるのを撮ることができます。それで朝早くから、かなり遠方からもカメラマンが詰めかけるのです。近くの駐車場は早朝からほぼ満杯です。
24.3.16 東京都清瀬市
翡翠の方は この騒ぎをどう思って見ているのでしょう
今日も通りすがりの散歩人を呼び止める獅子丸君
" ネエ ネエ ソコノ オ散歩人 "
" チョット話シテ イカナイカ "
" オ天気ガ ヨクテ イイネ"
傍に来て しばらく機嫌よくお話して行きました
お話と言えば
こちらもおしゃべりな黒猫タベンダーと 仲良くひなたぼっこしていたのは
釣り堀のボン子ちゃん
グレオ君にはつれないボン子ちゃんが タベンダーと仲良しとは
知りませんでした
" 鴨チャンノ 池ノ マワリデ アソベナインダヨ "
翡翠カメラマンで騒然としていますからね
24.3.15 東京都清瀬市
家の中で暮らす猫も、窓から見える空や小鳥の様子で春の動きに気付いているようです。庭を横切る散歩猫もこのところ忙しそうで、窓際のみやもひたちも今日は相手をしてもらえませんでした。
しかたなく 一応勉強の友ということで
" ベツニ 猫ト アソバナクテモ イイモン "
パソコンの左側 本の横がお気に入り
いつの間にか 入れ替わってひたちが
ひたち君 本の上に寝ちゃダメでしょ ちょっと頭も引っ込めてね
あしたも好い日でありますように
紅梅 24.3.15 東京都清瀬市