立秋猫 小鳥の行水
25.8.4 東京都清瀬市
七日に立秋が訪れました。暦の上では秋です。
とはいえ我が国の八月はまだ炎暑の時候。例年にしてもこの秋立つ頃は、夜更けてふと涼しい風を感じるというほどのまことに繊細な秋なのですが、今年の八月は一層厳しい暑さの中に立秋を迎えました。
25.8.4 東京都清瀬市
立秋の七日、真夏日(一日の最高気温が30〜34℃)の観測地点が650地点以上になり、今年最多の記録を更新しました。最高気温が35℃を超える猛暑日の地点も100カ所以上に上りました。日本の端から端まで暑かったのですね。
25.8.4 東京都清瀬市
昔から涼をとるといえば水辺。
川風の涼しくもあるか うち寄する波とともにや秋は立つらむ
『古今和歌集』秋170
紀貫之の立秋の歌です。
ふたり連れのスズメ
ちょっと水浴びしようかと浅瀬に来てみると
先客がいて メジロです
“ オトナリ イイカナ ”
“ ドーゾ ”
仲良く水浴びしてました
“ キモチ イイネ ” “ ネ ”
なんて言っているのかな
25.8.4 東京都清瀬市
この暑さはまだ二週間前後は続くそうです。
25.8.4 東京都清瀬市
さて、我が家の猫家族、朝夕は階段下にふたりでいることが多い季節です。
階上の窓から入る風が階段を緩く降りて来る、その階段下にいます。
ほかの時は近くに寄るだけで怒られるひたちですが、この場所ではみやの機嫌がよくなるのか、いつも仲良く向き合って寝転んでいます。
“ アトデ オサシミネ ”
“ カンヅメ デモ イイヨー ”
幸いにふたりとも、今のところはそれほどバテていません。
甘やかすようですが、この暑さなので、食べたがるものをゴハンにしています。
25.8.4 東京都清瀬市
何でも遊べるひたち君
“ イイモノ ミツケタ ”
なにも入ってないでしょ
“ ソコガ イインダヨ ”
眠っているときでなくとも寝転んでばかりいます。
脚で立っているところをほとんど見ません。
なるべく立たせて遊びたいのですが。寝たままの遊びを次々見つけて
“ オヤスミ ” おやすみ
“ ネコマクラ スキ ” お気に入りなのね
息子に買ってもらったクッションです。
自分の部屋なのに、みやさまの御機嫌に気を遣ってビクビクする息子。
息子には厳しいのに、プレゼントはチャッカリもらうみやちゃん。
“ ソレハ ソレ コレハ コレ ”
寝るときは寝る。しかし目覚めているときはハードトレーニング型の生活を真夏も変えません。
歴代の猫家族の中でみやほど活動的で運動神経の優れた猫はいませんでした。
体型も引き締まった筋肉質の猫ボディです。
唯一の女の子なのですが、性差があるのでしょうか。
それとも、ほかの歴代男子猫がたまたまみなトロかったのかしら。
25.8.4 東京都清瀬市
まず夏バテを心配して暑さしのぎを考える、そんな立秋を今年は過ごしました。
皆さまもどうぞお大切にお過ごし下さい。