電力不足猫
柘榴 23.6.18 東京都清瀬市
突然真夏の暑さがやって来ました。毎年のことなら、こういう時期、暑さに茹だるような道を歩いてどこかお店にでも入ると、ドアを入った瞬間"フー涼しい!"とクーラー効果を実感するのでしたが、今年はいずれも節電を心掛けるのか、この体験をしません。
電車もやむを得ないとは言えぬるく、暗く、以前車中で快適に本を読んでいたことが夢のようです。
ノカンゾウ 23.6.18 東京都清瀬市
東京電力の原発事故以来、エネルギー問題の将来について改めて語られることが多くなりました。原子力発電の是非が今更のように言われる中で、思い出すことがあります。
もともと原子力発電は、「つなぎ」の方法として採用されたのではありませんでしたか。
石油や石炭系の埋蔵資源が尽きる前に、それに代わるエネルギーに目途を付けなければならないのは自明のことです。もちろん安全で環境を害さない方法で。
そこで太陽光や風力、また微生物を利用する方法などさまざまが検討され、それぞれの研究に多額の予算も付いています。
しかし、これで行こうという実用的で理想的な方法はすぐには見つからないので、理想的な方法ではないけれど、つなぎとして、高エネルギーを得られる原子力発電をさしあたり採用するのだ、という説明を聞いたことがありました。
23.6.19 東京都東村山市
東電の事故の後、ことさらに原発完全廃止などという声が上がっているのは奇妙な気がします。原子力発電はもともとが次善の策なのですから、理想的な方法が本格化した時には当然止めるでしょう。
早く、その理想に近い決定的な方法が確立されないと困ります。難しいことなんでしょうが。
22.10.27 東京都清瀬市
電力の使い方は今まで通りに行かなくても仕方がありません。たとえ十分あっても無駄遣いはしない方が良いのですし。
ただ、電車で本を読むことができるくらいのわずかな余裕があるだけで、毎日の暮らしは気持ち豊かになりますね。昔はよかった と老人じみて嘆きたくありません。
庭の紫陽花 23.6.16 東京都清瀬市
我が家のふたりは暑さにすっかり参った今週でした。
"ヤルキ ナシ"
みやの方は夜には活力を取り戻し、ビンチョーマグロで御機嫌もよくなるようですが、ひたちはすっかりバテモード。
人もそうですが、まだ暑さに慣れていないこの時期の高温は堪えるようです。
ひたち君 起きませんか
"...立チタクナイ... 抱ッコシテ イイヨ..."
朝は息子の寝床からなかなか起きてきません。
ひたちゃん ゴハンは
"......"
珍しくゴハンも進まず、カツオブシの要求ばかりです。
ところで、紫陽花は土壌のphが色を左右することが知られています。切り花にしてもそうだという話を聞いて、試してみました。
花は庭の紫陽花です。
この紫陽花を挿したガラス器に、一円玉を一枚落としてみて、4日経ったらこんなです。
青味が増して見えますが、アルミニウムの影響でしょうか。それとも盛りを過ぎて色がくすんできただけなのでしょうか。
蒸し暑い梅雨はまだ続きます。本格的な暑さはその先のはず。電力不足の心配されるこの夏、街は暗く暑そうです。家族のバテ方も気掛かりです。