2014年2月17日

そこにいた グレコちゃん


         
0216雪景色4006.jpg                             26.2.16 東京都清瀬市

  雪のあと 大気の汚れが洗われたようにあたりがきれいです。

         
0216雪白梅4227.jpg                             26.2.16 東京都清瀬市

         
0216雪景色4120.jpg                             26.2.16 東京都清瀬市

  春の雪とは本来すぐに消えるもの。仮に積もっても、翌日には日に解けて、
  大雨のようにザブザブ流れて消えるものと決まっていましたが、
  このたびの雪はそんなやさしいものではありませんでした。


  大通りも路肩に寄せられた雪が、氷になってあたりを冷やしながら週を跨いで
  留まっています。
  小さな道はまだ路面が出ていない場所もあります。

        
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                       カワラヒワ 26.2.16 東京都清瀬市
          “ マッシロダネ ”

                   脚 つめたくないかな
  
         
0216足跡4324.jpg                             26.2.16 東京都清瀬市

  ザラメ氷のようになった雪に残っているのは、雪の翌日のお散歩の足跡です。


  この雪道の散歩の途中、仙人が御町内のT.クロちゃんのご家族にお会いして、
  あのグレコちゃんの消息がわかりました。

  実は去年の7月初旬を最後に姿が見えず、気になっていたのです。
   (「梅雨明け猫日乗」

  なんといっても利口な猫で、何事にも危なげのないグレコちゃんのこと
  ですから、どこかで元気にしているのだろうと、根拠もなく想像しながら、
  それでも姿が見えないのが寂しく、気になっていました。

          
0216グレコ4453.jpg               “ ヤット ミチガ アイタネ ”
     どこにいたの!

          
0216グレコ4444.jpg              “ フフ ”

  クロちゃんのご家族Tさんによると、グレコちゃんは以前からずっとTさんの
  お家のそばにいたということ。
  今はあのボーちゃんが入り込んだYさん宅の食客になっているというのです。

  Tさんのお宅は同じ住宅地で、我が家から二ブロックほどしか離れていません。
  Yさん宅はもっと近くです。お玄関を訪ねるのに2分。道を通らずに、隣り合う
  お庭伝いに行けば、猫なら30秒で向こうのお庭に行き着くことが出来るでしょう。
  

  どこかに別にあると感じていたグレコちゃんの居場所のひとつは、こんなに近くに
  あったのに、まったく気がつきませんでした。

  でも元気でよかった。

         
0216白梅晴れ4094.jpg                             26.2.16 東京都清瀬市

  もともと毛づくろいには無頓着な方で、コートのお手入れはよくありませんが
  モコモコとして、ゴハンに不自由はしていないことがわかります。

  お昼過ぎに現れ、夕方までいていなくなりました。
  Yさんのお宅に帰ったのかなと思っていたら、暗くなってからまた現れて、
  濡れ縁の箱ハウスに寝転びます。

     いつものお家に帰らなくて良いのかな

  敷物のフリースを新しくし、湯たんぽを追加しましたが、外は氷の風が
  吹いています。

  夜中の3時まではそこに寝ていましたが、翌朝、姿は消えていました。


  夢のような出来事でしたが、たしかにグレコちゃんはこのすぐそばに
  元気に暮らしていることを実感しました。

         
0217白梅1126.jpg                             26.2.17 東京都清瀬市





  





 

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