雪の立春猫
26.2.4 東京都清瀬市
立春の今日、東京は急に冷え込んで昼過ぎから雪になりました。
26.2.4 東京都清瀬市
たしかに今日からは春なのですが、東京は例年二月が雪の季節です。
氷解け去り 葦は角ぐむ
さては時ぞと思ふあやにく
今日もきのふも雪の空
今日もきのふも雪の空
立春は来たけれどなお厳しい現実の気象を、「早春賦」はまことに情感豊かに歌っています。
26.2.4 東京都清瀬市
激しい雪降りの中 川に佇むアオサギ殿
26.2.4 東京都清瀬市
さすがに 今日は岸辺にボン子ちゃんの姿もありません
カモウォッチャーも お家を出られないでいるのかもしれません
野原の散歩仲間も今日はどこかで雪をしのいでいるのでしょう。
雪に冷えた夕暮れ、我が家では
“ ヒタチ君 チョット フンデミタケド オキナイ ”
こら 踏んだりしちゃダメでしょ
“ ゴハンノトキ ヨンデネ ”
ひたちは眠くて眠くて仕方がないようです。
仔猫並みに寝る大猫ひたち君。半冬眠のままです。
春が 来ましたよ
26.2.4 東京都清瀬市
一時激しく降って、夜の始まる頃に、このあたりの雪は止みました。
そのあとは急速に晴れ上がり、宝石箱をひっくり返したような星空の夜になりました。
と、ひたち君のお目覚め
最近どうしたのか急に、コーヒーに砂掛け動作をするようになりました。
みやの行動を学習したのでしょうか。
“ マカセテ ”
“ カフェオレ ダッテ ”
ごくろうさま でも してくれなくても いいからね
この月のうちにまた雪は降るかも知れません。
春が本当らしくなってなって来るのは、もう少し先のことです。
26.2.2 東京都清瀬市
春と聞かねば知らでありしを
聞けばせかるる胸の思ひを
いかにせよとのこの頃か
いかにせよとのこの頃か
「早春賦」吉丸一昌