冬至猫 光の復活
スズメ 24.12.15 東京都清瀬市
寒い冬になりました。
21日は二十四節気の「冬至(とうじ)」です。日照時間が一年で最も短い冬至は、立冬と立春のちょうど真ん中の節気に当たります。事実上本格の冬の始まりとされますが、今年はもうすでに十分な冬になっています。
オナガ 24.12.9 東京都清瀬市
24.12.16 東京都清瀬市
“ トウジダ トウジダ ”
カラスはおしゃべりです
葱畑の間の小径に 散歩の赤猫さん
“ カゼガ ツメタイネ ”
冬至だからね
24.12.15 東京都清瀬市
24.12.15 東京都清瀬市
今日は川縁にいました ボン子ちゃん
鴨ちゃん いっぱい 来てるね
“ ソウソウ ”
しかし 傍には ボン子ちゃんのやんちゃを牽制するコワモテのアオサギ殿が
24.12.16 東京都清瀬市
“ チョット ニガテ ナンダナー”
だから 見るだけ 見るだけ
24.12.16 東京都清瀬市
さて 冬至は来たものの 家の中の猫家族の毎日には
さほどの変化もなく
“ シッテル? ”
“ シッテル ヨ ”
“ ドウスル?”
“ ドウシヨウ ”
どうもしなくていいから
24.12.15 東京都清瀬市
一年で一番夜の時間が長いという冬至。これを過ぎれば次第に日照時間は増えて行きます。暗さの底である冬至はそこから明るい季節へ向かう折り返し点です。
古代以来の宮中行事である新嘗祭(しんじょうさい:にいなめのまつり)は古来陰暦の十一月の中の(二回目の)卯の日を中心として数日間にわたる祭事ですが、その時期というのはちょうどこの冬至のあたりに重なります。古代においては、光の少ない暗い時期、天皇(シャーマン)が祈るとその頃を境に世界は明るくなってゆく、と人々の目には映ったのかも知れません。冬至は光が復活する日なのです。
24.12.2 東京都清瀬市