墨場必携:和歌 「万葉集」大伴家持
痩せたる人を嗤咲ふ歌二首
石麿[いはまろ]に 吾れもの申す
夏痩せによしといふものそ 鰻[むなぎ]とり食[め]せ
『万葉集』巻十六 3853 大伴家持
痩す痩すも生けらばあらむを
はたやはた 鰻をとると川に流るな
巻十六 3854 大伴家持
21.7.10 東京都清瀬市
あたたかき鰻を食ひてかへりくる
道玄坂に月おし照れり
斎藤茂吉
石麿[いはまろ]に 吾れもの申す
夏痩せによしといふものそ 鰻[むなぎ]とり食[め]せ
『万葉集』巻十六 3853 大伴家持
痩す痩すも生けらばあらむを
はたやはた 鰻をとると川に流るな
巻十六 3854 大伴家持
21.7.10 東京都清瀬市
あたたかき鰻を食ひてかへりくる
道玄坂に月おし照れり
斎藤茂吉
【文例】 訳詩・近現代詩へ