2008年7月 9日

佐久市の天来祭りと門流展 その2

それではいよいよ天来祭りの会議です。

稲村先生碑.jpg

場所はここ、結庵。稲村雲洞先生の字で、碑刻家、王建虎氏刻。

卓義先生碑.jpg

もうすぐ遺墨展が開催される金子卓義先生の碑もあります。「心の風に筆が舞う。」 王建虎氏刻。

卓義先生は、このプロジェクトの最初から、中心となって活動してくださいました。何度もこちらへ足を運んでくださり、片倉公民館の看板や商店街の看板もたくさん書いてくださいました。(そして、お酒を飲んで盛り上がりました。)

さわやかな風に吹かれて、まるで卓義先生がここで見守ってくださっているようです。これも王建虎氏刻。

午後6時半。まだ全員そろってないけど、そろそろ始めますか。かんぱ~い。

そう、一分も惜しんで飲むんです。飲みながら会議。まあ、だいたい決まってるから、確認です。

料理1 わらびなど.jpg

山里の素朴なお料理が並びます。これがおいしいんですよ~。

まず、わらびのキュウリあえ。衣にキュウリが使ってあるんです。なにしろわらびが採りたてですもん。おいしいに決まってます。

右は自生の水菜のごまあえ。東京で売っている軟弱なやつではありません。しっかりした歯ごたえです。

あなごとわらびとサトイモの炊き合わせ。ほっとする味です。

右下のわらびだけのおみそ汁は、ご家族にも大人気だそうですが、わらびがおいしくなくちゃだめです。わらびの独特のとろみ感とお味噌の味、風味が一体となって、ほんとにおいしい。

料理2 あゆなど.jpg

きゅうりなんか撮ってもしょうがないじゃないなんていわれましたが、ぜんぜん違います。むかし、天来記念館で講習会をしたとき、本家のきゅうりが大人気で、いっぱい届けたことがあったそうな。

鮎はねー、のりちゃんが「吉兆の使いまわしの鮎でーす」っていうから、どこの鮎だかわかりませんでした。天然かな。しっかりした身でおいしかったのですが、これを見ているに違いないともあきくんかちえちゃん、教えて~。

左下の野菜のソテーは絶品です。たまねぎはとろけるように甘く、ズッキーニはこっくり。なにより、右端の野生のアスパラがすごかった。アスパラの味が凝縮し、ぽくぽくと新鮮そのもの。こちらでもなかなかないそうです。

しめのお蕎麦。畑でとれた蕎麦の実を、その都度石臼でひくんです。香りが違うぞ。

そして、いつものように、最終の新幹線で帰りました。

 

こんなお料理を食べたい方、都合があえば作ってくれます。宿泊もできます。私めにご連絡ください。

 

臨書に挑戦!(田村南海子ブログ)    

営業部からの便り(橋爪ますみ・佐藤貞男)

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