新潟梧竹展 イントロ
5月24日と25日、新潟岩室温泉で開催中の梧竹展へ行ってきました。なんだか知りませんが、いろいろたいへん。最初がすごかった!
東京駅で「和子さ~ん」と呼ぶ声が。あ、榎本珠麗先生だ。お隣には溝川半遊先生。隣の車両には日野先生ご一行もいらっしゃるとのこと。各自で切符を買ったので、私は一人で乗り込みました。ちょうどいいから、パソコンを整えよう。と思い、しばし没頭。お弁当を食べたら燕三条駅。次の新潟で降りるから、みんなのところへ行ってみましたが、誰もいない。へんだなーと思いつつ、席へもどると、溝川先生からの電話が鳴りました。
「今どこですか?」「座席です」「えーっ、燕三条ですってば」「えーっ、新潟駅じゃないの?」「だから燕三条駅ですってば」
あーらら、乗り過ごしちゃいました。
で、私は単身、新潟から越後線で岩室へ旅立つことに。
電車はワンマンカー。町を抜けると、のどかな田園風景が広がります。ちょうど田植えが終わった時期だったので、整然と苗がならぶ田んぼがとてもきれいでした。降りる駅を間違えたの、よかったかも。なんだか得した気分です。
30分ほどで岩室に到着。二年ほど前から無人駅なのだそうです。みんな、車で来ちゃうんですね。でも、列車もいいですよ。
タクシーを呼んでもらって、岩室温泉の老舗旅館「綿綿亭」へ。
とてもすてきな旅館でした。建物もお庭もお部屋もよかったのですが、なんといっても従業員の方々の気遣いがすばらしいのです。だって
通された部屋には、なんと、天来の軸がかけてあったのです!
こんなことは初めてです!!! 専務の石崎純子さんがかけてくださった模様。あったかーい気持ちでいっぱいになりました。社長の石崎健さんともお話しましたが、今回のイベントではほとんどつききりでお世話してくださいました。本当にありがとうございました。
今回の梧竹作品について、それから日野先生の講演については、また別の日にご紹介することにして、何はともあれ宴会です。(いつもこれだ)
宴会場の壁には梧竹作品がずらり。心も豊かにお酒を飲んだのでした。
まともなうちに記念写真を撮ってよかった・・・。
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