2008年4月28日

天来祭り

今年9月20日と21日に開催される「第二回天来祭り」では、「天来を知る・鑑定のポイント」というシンポジウムを予定しています。

実は最近、ネットをはじめとして、天来の贋作が横行しているのです。とくに値段の安いものは要注意。

天来の作品は二層紙が多いので、これをはがして二点の作品にしたものや、実在する真筆をまねて書いたものなどもあります。明らかに、誰かが作っているんです。線質や形が悪く、文字の知識もないのですぐわかるのですが、こんなものが天来だと思われては困ります。

そこで、真贋を見極めるポイントをまとめて、ご紹介しようというのが今回の企画です。

ゲスト講師に、もと「何でも鑑定団」で古書画の担当だった石井久吾氏をお呼びして、楽しいお話もうかがうことになりました。

また、佐久市庁舎望月支所(前の望月町役場)では、天来門流150名の展覧会も開催されていますので、たくさんの方がいらっしゃると思います。温泉につかって、書について熱く語りましょう。

 

ちなみに、天来の贋作の写真をたくさん紹介したいと思っています。お持ちの方がいらっしゃいましたら、ご協力のほど、お願い申し上げます。 メール tenrai@jeans.ocn.ne.jp

 

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