みやとひたち
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【文例】 漢文 手習い歌 数え歌・遊び歌・唱歌 和歌
ひたちはみやのそばに居ることが無上の幸せですが、仔猫のことで、相手の気分までは量れず、とかく騒がしくみやにまつわります。みやは一人っ子で育って何をするにも用心というものがありません。御飯を食べるのも小さいひたちよりゆっくりで、半分も済まないうちに自分の皿を平らげたひたちが横から割り込んで来ます。ひたちがついて来てしまうのでトイレもおちおち使えません。何という用事はないのですが、じゃれてくっついてくるのを時々フゥーッと怒ってみるのですがそれ以上どうしてよいかも分からず、まったく懲りない相手にいささか疲れ気味です。
今のところ、高い書棚の上はみやだけの居場所で、ひたちはそこまではジャンプできません。追いかけっこの果てはみやがここに退避して終わります。ひたちはそこに近いピアノの上で待ち、降りてきてくれないとパソコンの待ち受け画面のみやを見に行くのが、さすがに不憫です。
しかしひたちがこの書棚の上まで跳べるようになるのも時間の問題。それまでにみやの疲れがとれるとよいのですが。
そういうわけで、今回はみやは冬休みモード。ひたちから隠れることができる別室で、昼寝多めの日程を過ごしております。
みやとひたちのお年玉
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