2008年6月 1日

食べ物センサー

  ひたちが明らかな肥満体になってしまいました。解消できないまでもこれを増進させないようにはしなければと、苦慮しております。食を控えさせたいので すが、みやもいるので食事の管理はなかなか面倒です。みやは今どちらかというとほっそり型。一緒にダイエットさせるわけにゆきません。そこで、隙を見てみ やだけにおやつをやろうと思うのですが、みやは幼猫の頃から変わらない習慣で、呼ばれると返事をしてしまいます。こっそり呼んでも「ニャーイ」と大きく応 えるので、聞きつけて何々とひたちも駆けつけます。そこで、呼ばずに抱いてきて、目で合図だけしながらおやつを出すこともしてみますが、みやは察すると 「マグロニャー!」とか「カンヅメニャー!」と猫語で歓声をあげてしまいます。たちまちドスドスとうれしそうな早足の足音が近づきます。なかなか面倒で す。





  "ひたちの食べ物センサー"とこの頃家族は呼んでいます。実に優秀で、ほぼ密封してある状態でも好物の肉類をたやすく嗅ぎつけて、いろいろな食品が詰 め込んである複数の買い物袋から正確に引っ張り出します。プリンやケーキ・カステラ類も得意です。ひたちからこれらを隠すこと、またひたちに分けないでこ れらを食べることは実に難しいのです。どこにいても、何をしていても、圏内に持ち込めば必ずいそいそと駆けつけます。この能力で仕事ができるのではないか と主人は感心しています。空港で働く麻薬捜査犬のように、食べ物探査猫を必要としている所はないでしょうか。肉類・ケーキ・プリンの類の探査、自信を持っ て推薦いたします。


            若いサクランボ 20.5.21 東京都清瀬市

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