新刊、「比田井南谷-線の芸術家」(髙橋進著)の内容をご紹介します。
世界最大規模のアートフェアである「アートバーゼル」。キャビネット部門に比田井南谷作品が展示されています。
おいてなほ なつかしきなの ははこぐさ。 1964年頃の比田井小葩の作品です。
近代の学書の方法論を体系的に確立したのは比田井天来です。天来は「臨書」を基礎にして、学書体系を作り上げました。そこで、天
ゆったりとした太い文字なのに配置の妙で、緊張感とやさしい風景の両方が存在する印象深い作品ですね。