墨場必携:唱歌・童謡 「星の界(よ)」...
第26回 星の界(よ):冬の夜空・星座・天の海・月の船・星の林・オリオン・すばる
[唱歌・童謡]
・星の界(よ) 杉谷代水
「教科統合中学唱歌(二)」明治43年
月なきみ空に きらめく光
嗚呼[ああ]その星影 希望のすがた
人智は果てなし 無窮の遠[おち]に
いざ其の星影 きはめも行かむ
雲なきみ空に 横たふ光
嗚呼洋々たる 銀河の流れ
仰ぎて眺むる 万里[ばんり]のあなた
いざ竿[さを]させよや 窮理の船に
みやもご機嫌が好い時はひたちを嘗めてやるようになりました。
ひたちは眠くなるとチュッチュッと人の手を吸いだします。だんだん目は
開けていられなくなって、寝入るまで続きます。多分これをみやのおっぱ
いでしたいのでしょうが、みやはそれは絶対拒否なので、家族が替わりを
しています。
・七つ星 野口雨情
七つならんだ七つ星
七つならんで夜がふける
夜更けにやお星も皆ねむる
ねむれば静かに夜がふける
ねむれよ七つの七つ星
夜更けにやお星も
皆ねむる。
・星 野口雨情
お星の數は
かぞへてみたが
片手にあまる。
この兒の歳も
かぞへてみたが
片手にあまる。
この兒の
歳は
片手と一つ。
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<img src="https://www.shodo.co.jp/tenrai/photo/arti-photo/arti-2007-a/26/13hita.jpg" /><br />
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・冬の星座 堀内敬三
1 木枯らし途絶えて 冴ゆる空より
地上に降り敷く 奇[くす]しき光よ
ものみな憩[いこ]へる 静謐[しじま]の中に
煌[きらめ]き揺れつつ 星座は巡[めぐ]る
2 ほのぼの明かりて 流るる銀河
オリオン舞い立ち スバルはさざめく
無窮を指さす 北斗の針と
煌き揺れつつ 星座は巡る
みやとひたち へ