墨場必携:唱歌 秋艸[秋草]...
[唱歌]
・秋艸[秋草] 作詞者未詳
一 さきのこりたる あさがほや
命とたのむ つゆも浅ぢの
あさがほや
二 あや錦おる はぎがはな。
たまもいろなる 露ぞこぼるゝ
萩がはな
三 たれまねくらん はなすゝき
風もふかぬに 露ぞみだるゝ
はなすゝき
明治17年(1884)『小学唱歌集 第三編』所収
・千草の花 作詞者未詳
一 千草の花は 露をそめ
野中の水は 月やどる
そまらぬいろと 空のかげ
はかなきものか よの中は
二 錦をよそふ 萩の花
もみぢをさそ ふ夜はの霜
夢野のあとゝ 消えゆかば
木枯しばかり あれぬべし
三 はかなきものを 誰めでん
きえゆくものを たれとはん
跡あるものは 筆の花
かをりをのこせ 後のよに
明治17年(1884)『小学唱歌集 第三編』所収
・秋艸[秋草] 作詞者未詳
一 さきのこりたる あさがほや
命とたのむ つゆも浅ぢの
あさがほや
二 あや錦おる はぎがはな。
たまもいろなる 露ぞこぼるゝ
萩がはな
三 たれまねくらん はなすゝき
風もふかぬに 露ぞみだるゝ
はなすゝき
明治17年(1884)『小学唱歌集 第三編』所収
・千草の花 作詞者未詳
一 千草の花は 露をそめ
野中の水は 月やどる
そまらぬいろと 空のかげ
はかなきものか よの中は
二 錦をよそふ 萩の花
もみぢをさそ ふ夜はの霜
夢野のあとゝ 消えゆかば
木枯しばかり あれぬべし
三 はかなきものを 誰めでん
きえゆくものを たれとはん
跡あるものは 筆の花
かをりをのこせ 後のよに
明治17年(1884)『小学唱歌集 第三編』所収