レオナルドのワイン
2022年6月10日
この間まできれいな花を咲かせていた梅の木に、可愛らしいまあるい実がなりました。

季節は巡っていきます。
比田井南谷展が近づいてきたので、隊長のおうちに集まることが多くなりました。
今までの南谷展は前衛作品が多かったのですが、今回は書道専門美術館である「春日井市道風記念館」主催なので、文字作品や臨書もたくさん展示します。
隊長に会ったとたんに言われた言葉。
写真撮るかと思って収穫しないで待っていたら、でかくなった・・・。
な、何が?

おお、巨大なズッキーニ。
二の腕のようです(コワイ)。
右は花が終わったばかりのズッキーニ。

左はいんげん豆で右はスナップえんどう。
前回と比べると、だいぶ成長しました。(収穫はまだだけど)

フェンネルの赤ちゃんです。
成長が楽しみ。
というわけで

お庭に向かってかんぱーい。

本日も、隊長お手製のグルテンフリー料理をご紹介しましょう。
まずは無限にんじん。
もちろんツナが入っていますが、味付けは上北農産加工のスタミナ源たれだけだそう。
これは便利!
アマゾンで買えますよ。

いつもの、煮汁たっぷりかぼちゃの煮物。
ほくほく過ぎないのでお年寄りも安心して召し上がれます。

鳥レバーとモツの甲州煮。
味付けと、火の入れ方が絶妙です。

おからの煮物にはにんじん、ごぼう、ひじき、きくらげ、ネギ、生姜が入っています。
ひじきときくらげは必須だそう。
はざわりの問題かな。
隊長の煮物は、野菜の個性を活かした味付け、柔らかさが絶妙です。

右下からオイルサーディン、アスパラの太いの、ニシンの燻製。
白いソースの材料はサワークリーム、ディル、アンチョビ、にんにく、赤たまねぎ、マヨネース、ピンクペッパー。
アスパラにもいいけど、サーディンやニシンといっしょに食べると抜群です。

冷奴かな? と思う方も多いと思いますが、湯豆腐です。
昆布出汁、からし、醤油、そして上等の鰹節。

煮豚ですが、そんじょそこらのやつではございません。
先に2時間ゆでるのです。
味がついていないお湯で茹でると柔らか〜くなるのだそうです。
そういえば、脂はとろとろでも、お肉の部分が煮しまって固くなったりしますよね。
・・・・・2時間かー。

にんじんとさっきのでかいズッキーニの天ぷらです。
小麦粉のかわりに米粉を使ったそうですが、火加減と揚げ時間が難しそうです。
小さい頃みたいにソースをつけていただきました。
ズッキーニがびっくりするほど美味です。

ここで赤ワインです。
かんぱーい。
これはトスカーナIGTロッソ(モナ・カテリーナ)というワインです。
生産地はトスカーナ州、フィレンツェ県、ヴィンチ村。
なに? ヴィンチ村?
大学の美術史の講義で、レオナルド・ダ・ヴィンチは「ヴィンチ村のレオナルド」という意味なので、「ダ・ヴィンチ」と呼ぶのは間違い、レオナルトと呼びなさいと教わりました。
あのヴィンチ村です!
もっと調べてみたら、カテリーナは、レオナルドの生みの母の名前に由来しているそう。
すごいワインだ!

チーズがかかった大人のポテトフライ。
しっとりして美味しい。

さてさて、お料理も佳境に入ってまいりました。
タイトルは
肉肉しいラムのハンバーグみたいの、カレー粉とハリッサ添え。トルコに近づいたかNO.22-01。
最後の数字は謎ですが、このお料理がすごかった。
材料はラム、ガーリック、クミン、卵、ミルク、赤たまねぎ、ネギ、コリアンダー、ブラックペッパー。
おっと忘れちゃいけない

ナス、ズッキーニ、パプリカ、赤たまねぎ、ネギ、トマト、にんにく、セロリ、タイム、バジル、ローズマリーの煮込み。
これといっしょにラムを食べると、なんということでしょう!
ラム肉の個性的な味と香りがジューシーな野菜とからみあい、まるでトルコの王様になったよう。

最後は日本に帰ってきました。
おいなりさんのご飯はグリーンピース入り。
お味噌汁には仙台牛ロース肉(!)とネギが入っています。
大満足!
こんなにたくさんのお料理が一晩で出てきちゃうなんて、驚嘆以外の何物でもありません。
なんて幸せな私たち。
数日かけて作ったそうですが、冷たいものは冷たく、暖かいものは暖かく、その気配りは半端ではありません。
やさしいんだろうなあ。
ごちそうさまでした!