春のそよ風とやさしい光に誘われて、うきうきと元町の隊長宅にでかけたのは3月2日。

そうです、お雛祭りの前の日でした。

 

かんぱーい。

本日は日本酒を極めます。(ワインはなし)

おひな祭りですからね♡

 

春の野菜はどれもおいしいけれど、蕪のやさしい味わいは格別ですね。

おいしいお出汁のほっこり煮物です。

長〜い時間煮込んだ蕪はとろけるようで、でもあの蕪らしさはしっかり残っています。

 

ふきもお揚げもおいしいけれど、なんといってもこの時期だけの新わかめ。

肉厚で食べ応え十分です。

山椒が効いてる。

やっぱりお肉もあるととっても嬉しい。

左上がイチボの頭、右上がイチボのお尻(そういう言いかたあるかな)、手前がランプ。

低温調理なので、お肉の味を引き立てつつも抜群の柔らかさ。(歯がなくても食べられる)

この美しいピンク色の秘密は、58度で4時間加熱したためです。

55度以下だと細菌が増え、60度を超えるとお肉が白くなってしまうそう。

ちなみ鶏肉は最初から白いので、63度でも大丈夫なんですって。

赤身肉なのに、サシが入っているようなとろける美味しさ。

日本酒に合うことこの上なし。

 

ほうれん草とコーンのグラタン。

ホワイトソースは小麦粉ではなく、米粉を使っています。

とろとろであっさりしていて、こっちのほうが好きかもです。

大きいシュウマイです。

隊長のブログの中に、横浜伊勢佐木町の博雅のシウマイが出てきましたが、それをイメージして作ったらしい。

ひき肉だけではなく、手切りしたお肉も入っているので、お肉の味が濃厚です。

うん、確かに似ている。

定番の玉ねぎのほかに、貝柱やいろんな食材が入っている模様(面倒がって教えてくれない)。

グルテンフリーにするために、シュウマイの皮ではなく片栗粉をまぶしています。

このほうが口当たりがよくって食べやすい。

シュウマイの皮にかたい部分があると悲しいし。

 

熊本県産の赤ナスです。

アクが少なく、加熱するととろとろになるって書いてあります。

さらに、上に乗っている田楽味噌がすごい。

柚子の皮と搾り汁、みりん、お砂糖を白味噌に混ぜて火にかけ、練って、とろみがついてきたら卵の黄身を入れてガーッと混ぜるのだそう。

この美味しさには、ダブルの秘密があったのでした。

 

鶏むね肉の唐揚げです。

むね肉とは思えない柔らかさとしっとり感。

さすがだ。

 

これがすごかった!

まるで大学芋。

でもお砂糖は不使用。

さつまいもは特別な種類ではなく、普通に売っている紅あずまだそうです。

これを、蒸して保存しておき、カットして揚げただけなのに、あら不思議。

とっても甘いのです!

お砂糖を使っていないので、やさしい甘さ。

これはおやつにぴったりです(日本酒にもあうぞ)。

 

締めは、いちめんの錦糸卵、そして豪快(すぎる?)にエビがのったちらし寿司。

 

そして、ほっこりと、早春の夜は更けてゆく。

 

注 すべてグルテンフリーの食材が使われています。