現在開催中の「筆15%OFFセール」にはたくさんのお申込みをいただいております。
ありがとうございます。
セールは2月末日までですので、残すところ、一週間となりました。
一つお知らせがあります。
「別製写巻」をはじめとする宝研堂の筆は、すでに値上げされています。
セール中は前の価格(しかも15%OFF)でお求めいただけます。
ご検討ください。
それでは前半の人気ランキングの発表です!
第1位 別製・写巻 1100円+税→935円+税 宝研堂監製
ダントツの第1位です。
先がきくので、写経や小さい字を書くときに便利です。
第2位 別製・双料写巻 1200円+税→1020円+税 宝研堂監製
こちらも人気です。
写巻・双料写巻ともに、穂は白い毛で、先端部分が茶色くなっていますね。
2000年、ビデオ「筆墨硯紙のすべて・中国編」の中国ロケで、双料写巻を製作している場面の撮影ができました。
幅広のヘラとクシが合体したような、中国独特の道具を使い、練り混ぜの作業を行っています。
先に飛び出た黒い毛は「紫毫(しごう)」と呼ばれるうさぎの毛。
とても硬い毛です。
これを大量の短い「羊毛」(中国のヤギの柔らかい毛)が支えています。
高価な紫毫の量をおさえつつ、穂全体を強くするための工夫です。
筆は穂の先端のみを使います。(穂全体を洗ってはいけません)
写巻・双料写巻ともに中国で作られていますが、宝研堂が品質管理をしているので「別製」という名前がついています。
ほぼ1000円なので、5本10本とまとめてご注文をいただいています。
第3位 あかつき(A) 1800円+税→1530円+税 仿古堂
穂先の利きが優れ、かな、細字、実用書などに最適。
専門家に人気の筆です。
第4位 新法古(小) 2500円+税→2125円+税 仿古堂
桑原翠邦先生の古典臨書用として、仿古堂が作成した兼毫筆です。
穂は白馬、羊毛、白狸の毛で作られています。
腰があり、臨書、特に楷書に最適。
扱いやすい筆です。
第5位 柳のまゆ 2200円+税→1870円+税 仿古堂
昭和9年に比田井小琴が仿古堂を訪問し、かな臨書用として指導作成した筆。
面相筆です。
白狸を材料に使用したのは、天来書院オリジナルモデルのみ。
穂先のききがよく、古筆臨書に最適で、穂先が減りにくい作りになっています。
第5位 青柳 1400円+税→1190円+税 攀桂堂
弾力あるイタチ毛を使用し、穂先を鋭く仕上げています。
仮名臨書に最適です。
第7位 学院法(特小) 2500円+税→2125円+税 仿古堂
比田井天来が古典臨書用の筆として開発した「菁華」を、桑原翠邦先生監修のもとに製作された筆。
比較的穂が短く、腰があるので、古典の力強い線をストレスなく再現することができます。
「学院法」はさまざまのサイズがありますが、この「特小」が一番人気。
DVD「書・二十世紀の巨匠たち」第三巻で桑原翠邦先生の揮毫映像を見ることができます。
第7位 浮草二号 2000円+税→1700円+税 一休園
イタチ(コリンスキー)の毛が使われており、細字、実用書、かなに最適です。
かなり前から天来書院でご紹介していますが、人気のロングセラーです。
第9位 菘翁筆(大) 6000円+税→5100円+税 攀桂堂
攀桂堂の歴史は400年、父子相伝で優れた技術を伝えてきました。
この筆は江戸時代に貫名菘翁の依頼で作ったもの。
今でも人気が続いているのは驚くべきことです!
馬(赤天尾)、羊毛(細光鋒)、黒狸の毛が使われています。
穂先がたっぷりしていて、菘翁好みとはこういうものかと納得させられます。
第9位 顔氏 2000円+税→1700円+税 一休園
馬(赤毛・尾脇毛・うす腹毛)、黒狸の毛が使われています。
初心者に最適。
お子さまも、この筆を使うと上手に書けると思います。
進学祝いにいかがでしょう。
第11位 華蔵山主珍玩 3800円+税→3230円+税 天来書院
昭和10年、比田井天来が古典臨書用の筆として考案した、硬い毛の筆。
インターネットで配信された「高橋蒼石の書道教室」で使われました。
YouTube「新しい筆に挑戦」で、高橋蒼石先生が実際に使っている動画(0分25秒から)を見ることができます。
第11位 祥雲(小) 1500円+税→1275円+税 攀桂堂
イタチの毛が使われています。
書簡などの実用書、細字に最適。
なめらかな線が出せます。
第11位 天来清玩(小) 8000円+税→6800円+税 仿古堂
比田井天来没後80年、仿古堂創業120周年を記念して製作された限定生産品です。
仿古堂にいまも伝わる比田井天来愛用の筆を復刻しました。
穂が短く、腰があることから素朴な書き心地で使いやすい筆。
羊毛筆を難しいと考えていらっしゃる方にもおすすめです。
大・小を同時購入の方のみ、紙箱入りでお届け致します。
第11位 博楽(四号) 3000円+税→2550円+税 宝研堂
人気の『博真』の姉妹品として新登場の筆です。
石飛博光先生監修。
穂先のボリュームを増やすことによって、穂先がより開閉しやすく、運筆の安定性が図られています。
詩文書はもちろん、楷・行・草の漢字各書体がより書きやすくなった万能の兼毫筆。
第11位 博楽(中筆) 2500円+税→2125円+税 宝研堂
博楽(四号)よりやや小ぶりな筆です。
以上、第15位まで発表しました。
上の写真は、いっしょにご注文くださった筆の入荷を待っている筆たちです。
少々遅くなっております。
申し訳ありません。
セールは2021年2月28日17:00までです。
お急ぎください!