11月11日、香港に、現代ビジュアル・カルチャー美術館「M+(エムプラス)」がオープンしました。

Mはmuseum、+は既成の美術館にはないプラスアルファのコンテンツを指します。

 

4年前の2017年、オープニングに先駆けて、「似重若軽 The Weight of Lightness:Ink Art at M+」と題した展覧会が開催され、比田井南谷作品が展示されたことは、ブログに書きました。

 

展覧会の紹介(酔中夢書2017)はこちら

詳しい解説(南谷レポート)はこちら

香港の夜のグルメレポート(酔中夢書2017)はこちら

 

上は、2017年の写真です。

スカイタワーの左が、当時建設中だったM+美術館。

ウォーターフロントの景観が変わりました。

 

さて、2021年11月にオープンしたM+は、なんと総床面積が約6万5千平方メートル、展示ギャラリーの数は33という大規模な美術館です。

オープニング展示では、M+所蔵のコレクションから選んだ約1500点の作品を、館内のギャラリーとその他の展示スペースにまたがる1万7000平方メートルのスペースに展示しています。

日本のすし店「きよ友」が、エントランスやカウンターなど丸ごと移設されたことが話題になっていますね。

 

核となるのは6つのテーマ展で、その中の「Individuals, Networks, Expressions」(2/F南ギャラリー)に、比田井南谷の作品が2点展示されています。

 

前回とは異なり、「作品26」と「作品57-6」の二点です。

左は白髪一雄さんですね。

 

初日の入館者は、なんと11万人だったそうです!

 

M+美術館のホームページに所蔵作品が載っています。

 

比田井南谷のページです。

左ページの最初の作品をクリックし、さらにDetailsボタンを押したのが右。

購入した年代や作品の素材、書かれた年代、サイズ、さらに著作権者まで載っています。(便利)

 

展覧会は2022年5月21日までで、南谷は展示替えも検討中とのこと。

会期中に行ってみたいけど、ちょっと無理かもしれません。

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