「古碑帖の正確な見方ー臨書がうまくなるために」をご執筆いただいている筒井茂徳先生のご趣味の一つが散歩で、出遭った景物をカメラで記録し、「橫濱の自然」というタイトルで、Googleフォトにアップしていらっしゃいます。
あれほど精緻な構造分析をする方が、自然を撮ったらどうなるでしょう?
移り変わる季節の中で出会う風景や鳥や虫や花たち。
さりげない日常の風景が、独自のアングルで切り取られています。
透明な空気をまとい、輝きを放つのです。
今日は今年2月に撮影されたものの中から、印象的な花の写真をご紹介したいと思います。
春を待って、寒い日が続く季節。
でも、よく見ると、小さな花が咲いています。
春を告げる福寿草です。
おひさまに向かって黄金の光を放ちます。
白梅の後ろの枝には紅梅が見えます。
同じ樹に、紅白二種類の梅が咲いているのです。
この梅の品種は「思いのまま」。
一列に並んだ白梅と紅梅。
可愛らしくて、お雛祭のあられみたいです
蝋梅(ろうばい)です。
花びらに触れただけで、はらはらと散ってしまいそう。
屋根の瓦をバックにして、風に揺れる枝垂れ梅。
一枝の白梅。
楚々とした趣と、透明な空気。
山茱萸(さんしゅゆ)も繊細な花です。
ヤマグミとも読み、秋には実が熟して赤くなるそう。
(その時にも紹介してくださいね)
柊南天は別名「トウナンテン」。
中国原産で、葉の雰囲気は南天(なんてん)に似、柊(ひいらぎ)のようなトゲがあるので、この名がついたとか。
秋には黒紫色の実がなるそうです。
(その時にも紹介してくださいね)
鶯神楽(うぐいすかぐら)。
花言葉は「未来をみつめる」。
初夏にできる実は甘みがあって食べられるそう。
(その時にも紹介してくださいね)
小鳥の写真もたくさんあります。
瑠璃色の羽が美しいカワセミが二羽。
残念なことに両方ともオスで、威嚇しあっているそうです。
寒桜。
青い空をバックに、薄桃色の小さな花。
春はもうすぐです。
なお、「横濱の自然」(Googleフォト)はクローズドなサイトになっていますので、検索してもヒットしません。
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