まずは、東京都美術館で明日まで開催されている「ポンピドゥー・センター傑作展」。
おもしろい展示でした。1906年から一年ごとに一作家、一作品を展示しています。それぞれに作家の写真と印象的なことばも展示されていて、展示空間も独創的。観客の入りも「賑わっている」という感じでちょうどいい。よく知っている作家の作品が、気持ちよさそうに並んでいました。
1945年だけは作品なし。エディット・ピアフの「バラ色の人生」が流れていました。南谷の電のヴァリエーションならぴったりなのに・・・。なんてことを書いてはいけませんね。
なかなか満足できる一日でした。続いて
新国立美術館で開催されている「ダリ展」。こちらはすごい人出でした。入るのに30分待ち。会場に入ると、進み方がゆっくりすぎて、とてもつきあえません。混んでいる作品は遠くから見ておしまい。年取るとこうなっちゃう。でも、いい作品の前が混んでいるとは限らないし。
世界の3つの主要なダリ・コレクションから招来される作品を中心に、国内所蔵の重要作品を加えて、約250点によって多面的なダリの世界を紹介する! 初期の作品や晩年のものをこんなにたくさん見たのは初めてです。もちろんダリという優れた作家の世界を堪能しましたが。。。
かんぱーい。(だって、会場内は撮影できないんですもん)
そして最後は映画、シン・ゴジラ。最初に北品川が踏み潰され(天来書院は跡形もないに違いない)、次に成長して出てきたときは武蔵小杉で(自宅がある)、ちょっとおもしろくありませんが、夢中で見てしまいました。
次から次へと変わっていくテンポの良さ、リアルさ、形式主義の政治家や官僚を尻目に、実力がありながら職場で冷遇されているオタクたちが大活躍し、日本を救うという胸のすくようなストーリー。とくにゲーム好きの人にはこたえられないでしょうね。
なぜ、ゴジラのあとはお寿司なんだろう。