11月19日から、第五回比田井天来・小琴顕彰 佐久全国臨書展が始まります。天来賞・小琴賞はこちら。
どんな展覧会かお知らせするために、去年の会場風景などをご紹介しましょう。
会場は、佐久市立近代美術館、全館が使われます。(写真は第三回展のもの) 全部で3631点の中から展示されるのは天来賞・小琴賞などの特別賞から佳作までの作品で、一般部481点と高校部179点、小中学生はすべての作品(小学部1888点、中学部679点)が展示されます。途中で展示替えがあります。
去年の初日の会場風景です。左の背の高い男性は佐久市教育長の楜澤晴樹さん、ご自身も書をお書きになります。市長さんも書がお好きだし、心強い限りですね。
小学生の作品はすべて展示されるので、こんな光景がたくさん見られました。近代美術館に展示されたら嬉しいですものね。
特別賞に輝いたみなさん。比田井天来と小琴の名前を覚えてくれたかな。
表彰式の後は、市長さんと審査員の先生方が、みんなの前で臨書作品を書いてくださいます。これが大人気。それはそうです、一流の書家が実際に作品を書く様子なんて、めったに見られませんものね。あの線はああいうふうに引くのか! ため息が出ますよ。
まずは市長の柳田清二さん。孟法師碑の臨書です。強い線と堂々たる字形、なかなかこうは書けません。指導したのは高橋蒼石先生です。
次は仮名です。慶徳紀子先生は机の上で書いてくださいました。ビデオカメラで撮っているので、大きく投影されます。
次は下谷洋子先生。大字臨書です。
続いて漢字です。石原太流先生の迫力ある揮毫。
当番審査員ではないのに、引っ張り出された高橋蒼石先生。突然の指名にも快く応じてくださいました。さすがだ。
石飛博光先生はなんとマイクをもったまま! 楽しくて、みんなニコニコ。
希望者はこの日宿泊して、翌日は天来が書いた石碑や天来自然公園、天来記念館などを見学します。慰霊之碑の前で、みんな楽しそうですね。右の方で、おーい、そこにいる人、あなたも入りなさいよ、と呼んでいるのは、天来自然公園部会長の上野昭久さん。
この写真は第三回展のものですが、街の中に飾られている現代書家が書いた看板を見ているところです。
その後はお食事会。地元でとれた野菜やお魚を使った、素朴でおいしいお料理をいただきます。(もちろんお酒も) ご挨拶しているのは上野昭久さん、その隣は、NPO法人未来工房もちづきの理事長、吉川徹さんです。
毎年参加してくださる方も増えて、親しくなったお友達がたくさん♡ 今年は19日と20日です。出品者以外でも参加できます。今週中は受け付けますので、参加してみませんか?