佐久市立天来記念館では、毎年書き初め展が開催されています。今年は6年目で、出品数は初回の二倍、559点になりました。
力作が勢揃いです。
とても素直で好感がもてる作品ですね。
表彰式は大賑わい。ご家族の方も大勢いらっしゃっています。さすが、比田井天来を産んだ所だけあって、書に対する意識が高いのですね。
賞状を渡しているのは天来記念館館長、小林一夫先生。書き初め展の企画をしてくださいました。この期間の来館者は1000人を超えたそう。定着した行事になりました。
また、佐久市立五郎兵衛記念館では、3月4日から「佐久の偉人比田井天来とその師依田稼堂」展が開催されています。
比田井天来が終生の師と仰いだ漢学者依田稼堂の館収蔵文書から、彼の師友である木内芳軒、並木梅源、臼田桜村等との交友、そして明治初期の佐久の人づくりを考察します。
天来が依田稼堂に宛てた書簡が多数展示される貴重な展覧会であるとともに、天来を産んだ土地における文化レベルがとても高かったことを知ることができます。
車がないとちょっとたいへんです。佐久平駅から千曲バス、中山道線で浅科支所前で下車、そこから徒歩30分。でも、興味のある方はぜひおでかけ下さい。
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