1月4日は比田井天来の命日です。

毎年、30名ほどの方がお集まりくださり、墓参と新年会をするのですが、今年はそうもいきません。

去年の墓参の様子はこちら

 

不要不急の外出を控える・・・のですが、どうしてもこの日でなくてはならず、神奈川県内ということでお許しいただきたく。。。

 

横須賀線の北鎌倉で下車して15分ほど歩き、建長寺に到着。

 

人影がまばらです。

 

例年からは考えられない、静かな境内です。

 

桑原翠邦先生がご揮毫くださった「比田井家之墓」。

いつも温かく迎えてくれます。

 

参道の左側に「比田井天来先生碑」が建っています。

昭和15年5月5日に行われた除幕式の様子はこちら。

一番左に「上田順敬書」とありますね。

「順」は上田桑鳩先生の本名です。

細い線で、凛とした、強く美しい、上田桑鳩先生渾身の書です。

 

お参りが終わり、買い物をして帰りました。

 

新型コロナウィルスが猛威をふるっています。

天来が生きた時代、1919年にはスペイン風が流行し、大きな被害を与えました。

しかしそれを乗り越えて、二年後、古典の全臨集「学書筌蹄」の刊行が始まりました。

詳細はこちら

 

時間がある今だからこそ、できることがあります。

将来の飛躍に向けて、コツコツと準備をしたいと思います。

春は必ず来ます!

書道