2008年9月 1日

墨場必携:散文 清少納言『枕草子』294段

[散文]

・神のいたう鳴るをりに、かみなりの陣こそいみじうおそろしけれ。
 左右の大将、中・少将などの御格子のもとにさぶらひ給ふ。いと
 いとほし。鳴りはてぬるをり、大将仰せて、「おり」とのたまふ。
                   清少納言『枕草子』294段

同じカテゴリの記事一覧