2011年5月31日

書道テレビ 明日開局!

第一回開局s.jpg
まだまだ先だと思っていたら、なーんと明日から始まります、書道テレビ。
たくさんの方からお問い合わせや「楽しみにしています」という一言をいただいています。


場所は天来書院特設スタジオ。かっこいいのができましたよ。どんなかって? 明日のお楽しみです。

最初は「ようこそ・すばらしい書の世界へ」。第一回は「30分でわかる書の歴史」です。
30分でわかる・・・わけないけど、フォントで育ったネット世代に、私たちの手書き文字の歴史を知ってほしいと思います。

書の歴史.jpg今回の特徴は、文字の形だけでなく、どんな筆法で書かれたのかを実演していただきます。亀の甲羅から青銅器へ、幅の狭い木簡が生まれ、紙の発明によって広い空間に書かれるようになることによって、筆の動きが変るのです。

次は「書の基本を学ぶ」。比田井天来の「古法」をもとにして、独自の工夫をした比田井南谷の筆法を紹介します。初心者はとかく指や手首を使って書きますが、そうすると線が弱くなるし、腕が使えなくなります。まず、指と手首を固定させて、腕だけで書く練習です。先生は比田井南谷の弟子、高橋蒼石先生です。(この敬語の使いかたってへん)

それから、書道の専門店の紹介。初心者にとって、専門店はとかく敷居が高いもの。でも、専門店には価格の安いものから高級品まで豊富な種類が置いてあるし、店員さんも親切に相談にのってくれるので、ぜひ専門店に行きましょう。
第一回は御徒町にある精華堂さん。ビデオやDVDに出演してくださっています。

精華堂 筆.jpgこれは精華堂さんからのプレゼント、筆三種。抽選会は番組の最後です。番組の中でツイッターに書き込んでくださった方の中からの抽選ですので、今のうちにツイッターアカウントをとっておきましょう。ここから登録できます。

最後は「インターネット時代の書を語る」と題して、「書道美術新聞」を発行している萱原晉さんのお話をうかがいます。「ブログペーパー」なるものを発行するにいたったきっかけから始まって、モニタで見る文字と紙の文字の違い、書道家はこの時代をどう生きるべきか、など、興味深いご意見をうかがえそうです。

第一回開局.jpgここでみることができます。書を愛する人のためのどきどき生放送。見てくださいね。

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