平安堂
今夜、8時から書道テレビです。お店紹介は、九段下南、靖国神社そばの平安堂さん。
平安堂さんは、明治26年創業。のれんは河東碧梧堂の書です。
初代岡田久次郎さんは六朝書道にあこがれて、筆を試作し、中村不折に見せたところ、絶賛されて、「龍眠」という名前をいただきました。
これが「龍眠」筆。不折以外にも正岡子規、森鴎外、夏目漱石、高浜虚子らが愛用しました。南方熊楠などは平安堂以外の筆は使わず、毎月15〜6を届けたそうです。素朴で書きやすい筆だったのでしょう。昭和まではすごく人気の筆だったそうです。
また、あるときルーブル美術館から連絡があったそうです。藤田嗣治の残した筆の中にある「平安堂」は、今もあるのか?
これが藤田嗣治が愛用した「稀印」。面相筆です。藤田嗣治は油絵に和筆を使うことを好んだとか。あの繊細な輪郭線は、日本の筆で書いたものだったんです。
そして私が気に入っちゃったのは、
こんなかわいい鉄製の文鎮たちです。
視聴者プレゼント? もちろん筆と文鎮が出ますよ。アーカイブでも見られるので、見逃しても安心でーす。
応募は天来書院ホームページの右側、テレビの形のボタンの下にある「書道テレビプレゼント応募」のボタンからどうぞ。
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