2011年7月19日

第4回書道テレビは「淡墨の技法」

山中翠谷先生作品s.jpg
明日、7月20日午後8時から始まる書道テレビ。8時30分頃からは「少字数書を書く」です。



ゲストは財団法人独立書人団常務理事の山中翠谷先生です。
7月6日は日守菜穂子先生の「詩文書」でしたね。山中翠谷先生は「少字数書」。ことばではなく、一字や二字など。少ない字数で作品にします。

山中翠谷先生作品.jpgこれは毎日展の出品作品「多聞」です。
淡墨と呼ばれる淡い色の墨を使い、にじみが複雑な味をかもしだしていますね。この技法を披露してくださいます。薄く磨ればいいんじゃありません。濃く磨るんです。うそだと思ったらテレビを見てね。

墨もなんでもいいってもんじゃありません。今回は「古玄」と「青藍花」という二種類の墨を使います。

景品墨.jpg「古玄」という墨の説明をご覧にいれましょう。

古玄の解説.jpgまったくにじまない墨。にじむ墨とにじまない墨を両方使って、複雑な表現をうみだすんです。
「古玄」と「青藍花」は、視聴者プレゼントになりますよ。

第二部は、硯で名高いお店「宝研堂」さんとのコラボです。「硯の石によって墨の色が変わる」というのを聞いたことがありませんか? ほんとかなあ。だれでもそう思いますよね。だから実験するんです。
宝研堂さんが持ってきてくれるのは、あらく仕上げた澄泥硯、歙州硯(眉子紋)、それから石質が細かい端渓の三種類。さあ、どうなるでしょう。見逃せませんよ。

最後にもう一つプレゼントのお知らせ。な、なーんと、本物の端渓硯です。

景品硯.jpg端渓独特の紫色、美しい紋様。
ファクスでも応募できます。みなさん、ふるってご応募ください!

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