2011年10月25日

第五回天来祭りと色紙展

虫1s.jpg
10月22日、長野県佐久市望月の駒の里ふれあいセンターで、第五回天来祭りが開催されました。ところがところがところが



最初のトークショーの出演者は、田宮文平先生、麒山館館長の川村龍洲先生、佐久市長柳田清二さん、そしてコーディネーターは私。
東京出発組は、みんな東京駅へはちゃんと着いたのです。ところがところがところが。列車が来ない!
そーなんです、ほら、22日朝、新潟新幹線が事故で止まったでしょ。あの影響で長野新幹線も高崎で止まっちゃったのです。
二時間遅れたら、切符代が戻ってくるんだよ、と、田宮先生。そっかー(複雑)。
NPO未来工房もちづきの吉川さんに言ったら、うーん、どうにかしましょう。川村先生と市長さんはいるわけだから、なんとかなるさ。
で、どうなったかというと、1時間55分遅れて列車は佐久平に到着したのでありました。
会場に着いたのは、終了の5分前。天来記念館館長の小林さんが田宮先生の代役を。NPO法人未来工房もちづき理事長の吉川さんが私の代わりにコーディネーターをつとめてくれました。田宮先生と私はちょっぴりお話をして終了ー!

午後からは高校生の書道パフォーマンスなので、ライブ中継をするために、天来記念館からラインをひいてきてテストしたら、佐久市の機関なので、ほかのパソコンにつなげないようロックされてる。しかたなく、ipadで放映しました。shodoTVで見ることができます。元気いっぱいのパフォーマンスでしたよ。

その次は、天来記念館で開催中の、タイムカプセル2020「忘れられないことば色紙展」のために、みんなで色紙を書きました。

花とチョウチョ.jpgまずは保育園のおじょうちゃんの作品。どうしてお花を書いたの? 好きだから。
10年後にこの色紙を見たら、なつかしくてうれしいでしょうね。

虫1.jpgこれ、大好きな作品です。虫・・・は私きらいなんだけど。どうしてこの字を書いたの? 好きだから。ふーん。

虫2.jpgこれはおにいちゃんが書いた虫。どうしてこの字を書いたの? 昆虫博士になりたいの、と、目をきらきらさせて話してくれました。

小鳥.jpgこの作品、すごく好きです。一生懸命書いている気持ちが伝わってきます。どうしてこの字を書いたの? 好きだから。

野沢南.jpgここに書いてあるアルファベットは、いっしょにパフォーマンスをしたお友達の名前です。なんだか見ているほうまで楽しくなっちゃいます。

天鳳.jpg翌日は比田井天来生家へ行きました。りんご畑の上にあるのは、故金子卓義先生の作品収蔵庫。「天鳳」はご子息、金子大蔵先生の力作です。高く石を積み上げ、その上は伝統的な土蔵作りでできています。しっくいを乾いては塗り、乾いては塗りを繰り返すのです。この地域は雨が少なく、作品収蔵に適しているのですが、土蔵とくれば理想的。まさに自然の空調です。


土蔵の裏.jpg裏側に書かれていたのは「天来門流金子卓義の蔵」。とっても暖かいものを感じました。うれしい!

稲わら.jpg
長野は秋まっさかり。お湯もいいし住民はあったかいし、ぜひおでかけください。

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