書道テレビ第4回
先週水曜日に放送したテレビは、ゲストに山中翠谷先生をお呼びして、淡墨のお話になりました。
一字を書くことによって、その字の中に含まれるイメージを具体化するのが「少字数書」。
そして今回は、淡墨の技法も披露してくださいました。
使うのは二種類の墨です。
一つは「青藍花」というにじむ墨、もう一つは「古玄」という鈴鹿の墨で、こちらはにじみません。
これはにじまない墨。本当ににじみません。
にじむ「青藍花」という墨。磨ってから日にちがたつにつれて、にじみがきわだってきます。左上が磨ってすぐに書いたもの。右は日にちがたったものです。
この二種類をまぜます。
ごらんください。左は「青藍花」一種類で、右は「古玄」を混ぜた墨で書いたものです。にじみが美しいでしょ?
ごらんください。左は「青藍花」一種類で、右は「古玄」を混ぜた墨で書いたものです。にじみが美しいでしょ?