書家が書いた日本酒ラベル
10月11日のイベントの準備が終わりました。今日はその中から、明治から大正、昭和にかけての書家が書いたラベルをご紹介しましょう。
最初は日下部鳴鶴。
なんだか個性的な瓶の画像しかありませんが、どっしりとした趣があります。
次は中村不折。
書道博物館を作った不折は、コレクションを充実させるために、たくさん作品を書きました。不折書のラベルは、さがせばもっとありそうです。個性的な字形ですが、今のデザイナーさんのような遊び心ではありません。真剣です。
そして最後は比田井天来。
左は私たちがデザインした「養心王」。なかなかよろしい。
右の「白鹿」は確認がとれていないのですが、昔から天来の字だと言われています。かなりデザインされていて、ひげがついたりしてます。ほかに昨日紹介した「福小町」や「会津ほまれ」も天来です。
戦後のものについては、またの機会に紹介しますね。