比田井天来のニセモノ 答え
昨日アップした作品、どちらがホンモノかわかりましたか?
右がホンモノ、左はニセモノです。
書学院の「天来にせもの」と書かれた封筒に入っていたものの一つです。
右の作品は、若いときのものです。多分、日下部鳴鶴の筆法、廻腕法から俯仰法へ移行する時期のものだと思います。後の作品に比べて、曲線が多く、しゃきっとしていないと感じる方もいらっしゃるかも。。
でも、左のものは、ぐにゃぐにゃとバランスが悪く、あちこちにありえない点画があります。
ちなみに、印を確かめてみましょうか。


それでは、確かめてみましょうか。

21日はこんなふうに、科学的にニセモノをあばいていきます。
天来作品を扱っている古美術商のみなさま、見た方がいいと思いますよ〜