「書宗院展」で書学院蔵拓本展
比田井天来門の中で、臨書の名手といえば桑原翠邦先生。先生が創設した書宗院の臨書展が今日から銀座で開催されています。
三年前から拓本展が併催されていますが、今回は中国漢代を中心とした拓本が陳列されています。いずれも比田井天来、南谷が買い集めた逸品です。日下部鳴鶴先生旧蔵もあります。
右から開通褒斜道刻石、上に対の鳳凰を配した沈府君神道闕、裴岑紀功碑、楊淮表記、石門頌、孔子見老子画像(武氏祠)、子游残碑、三老諱字忌日記。
ガラスケースの中も充実しています。これは西狭頌とほ閣頌。
ほかに、青銅器拓本に呉大澂が一枚一枚書き込みをして印を押した「墨皇帖」(連載「書学院の逸品」第2回)など、整本、剪装本20点以上が陳列されています。スペースは広くはありませんが、かなり充実しています。
26日(土)午後4時から、私がギャラリートークをします。入場無料。
みなさん、このチャンスを逃さず、ぜひぜひ見に来てくださいね。
陳列も終わったし
かんぱーい、って、まだ始まってないぞー。
行ったのは、銀座の土風炉、おさしみ、とってもおいしかったでーす。
臨書に挑戦!(田村南海子ブログ)
営業部からの便り(橋爪ますみ・佐藤貞男)