2008年5月 6日

特別展 フランス詩を書く

昨日から、西荻窪のギャラリー「数寄和」で、「フランス詩を書く」展が始まりました。

玄関と室内.jpg

作品は見ていたのですが、表具ができてびっくり。一点一点に個性的なデザインがほどこされていて、とっても素敵になりました。さすが表具コーディネーターの岸田さん! 「この表具をしていただけるんですか? おいくらですか?」と聞くお客様がたくさんいらっしゃいました。

作品をご紹介しましょうね。

作品1.jpg

左は中野北溟先生の作品。細長い作品をさらに細長くした表具にびっくりでした。

中央は竹内幸先生です。夢見よう、今はその時。朱色に濃いえんじ色の線がおしゃれですよね。

右は内山玲子先生。ヴェルレーヌの詩が、美しい仮名作品になったのですよ!

作品2.jpg

左は太田義久先生。凝ったデザインですね。抜群の存在感が出ました。

真ん中は飯高和子先生。紺紙に銀泥で書かれています。きれいでしょ。

右は鈴木まつ子先生です。作品の上に二つ、下に一つ置かれた小さな布切れが、なんともおしゃれ。

紙の販売s.jpg

珍しい紙も販売されています。右は福建省の古とう紙で、戦前のものだそうです。4メートルで4000円。その左もすべてこだわりの紙です。「あんまり出したくないんですけど」とは、岸田さんのことばです。

「どうしてフランスと書なの? と思いましたけど、すばらしいです。こういう展覧会って初めてですよね」と、何人もの方に言われました。そーだなー。

5月19日までです。ぜひぜにお運び下さい。

 

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