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ブログ 書人と書

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中林梧竹

中林梧竹(文政10年・1827~大正2年・1913)は、肥前国(佐賀)小城鍋島藩士・中林経緯の長男として小城新小路に生まれた。名は隆経、通称を彦四郎。勇馬・勇吉郎ともよばれた。字は子達。梧竹は号である。別号は沢山ある。

2024年3月15日

中村不折

中村不折(なかむらふせつ)(慶応2年・1866~昭和18年・1943)、本名は鈼太郎。中村源蔵、りゅうの長男として、江戸京橋東湊町で生まれた →続きを読む

2023年12月1日

北方心泉

北方(きたかた)心(しん)泉(せん)(嘉永3年・1850~明治38年・1905)、名をはじめ祐必といい、後に蒙(きざし)。加賀金沢の浄土真宗・常福寺の住職の子として生まれる。

2023年11月8日

山本竟山

山本竟山(やまもときょうざん)(文久3年・1863~昭和9年・1934)、名は由定。繇定とも書いている。

2023年10月6日

副島蒼海

副島蒼海(文政11年・1828~明治38年・1905)、名は種臣。肥前佐賀に生まれる。父は佐賀藩校である弘道館の教諭・枝吉忠左衛門彰種。号を →続きを読む

2023年8月31日

犬養木堂

犬養木堂(安政2年・1855~昭和7年・1932)名は毅、通称仙次郎、木堂は号。他に子遠の別号もある。備中国賀陽郡庭瀬村(現在の岡山市北区川 →続きを読む

2023年7月26日

小野鵞堂

小野鵞堂(おのがどう)(文久2年・1862~大正11年・1922)、名は鐧之助、字は間金、鵞堂は号で、斯華廼舎、二柳居の別号がある。

2023年6月28日

前田黙鳳

前田黙鳳(まえだもくほう)(嘉永6年・1853~大正7年・1918)名は圓、字は士方、黙鳳は号で、龍野人の別号がある。

2023年5月11日

阪 正臣

阪 正臣(ばん まさおみ)(安政2年・1855~昭和6年・1931)、本姓は坂(さか)。幼名は政之介、字は従叟。号を芽田、観石、桃坪といい、斎号を樅屋といった。

2023年4月3日

河井 荃廬

明治4年は比田井天来(1872~1939)の生まれる前年。後に荃蘆は天来の印を多く刻している。

2023年3月2日

高田竹山

高田竹山(たかだちくざん)(文久元年・1861~昭和21年・1946)漢学者、文字学者・書道家でもある。江戸に生まれる。名は忠周。字は士信。 →続きを読む

2021年10月15日

樋口銅牛

樋口銅牛(ひぐちどうぎゅう)(慶応元年・1865~昭和7・1932)名は勇夫。銅牛は号で、別号を得川、東涯という。福岡県久留米市の出身。父は →続きを読む

2021年8月27日

菊池惺堂

前回、大同書会創立発起人の集合写真を掲載したが、その幾人かについて、これから紹介していきたいと考えている。 菊池惺堂(きくちせいどう)慶応3 →続きを読む

2020年4月3日

丹羽海鶴

丹羽海鶴(文久3年・1863~昭和6年・1931)は名を金吾といい、後に正長と改めた。岐阜県恵那郡田瀬(現在の中津川市田瀬)に生まれた。幼少 →続きを読む

2019年11月29日

近藤雪竹

近藤雪竹(1863~1928)は日下部鳴鶴門の四天王の1人と云われた。他の3人の内、渡邊沙鷗、丹羽海鶴とは同年生まれで、比田井天来(1872 →続きを読む

2019年9月20日

松田南溟

松田南溟(1860・万延元年~1929・昭和4年)は三重・鳥羽藩士松田一郎の長男として生まれた。名は舒。南溟はその号である。家は代々鳥羽藩の →続きを読む

2019年5月10日

川谷尚亭(3)

掲載の集合写真は、書道講習会の第一日目終了後に開かれた「講師、助手歓迎会」の記念写真である。昭和4年8月2日の夜である。この写真に写っている →続きを読む

2018年9月5日

川谷尚亭(2)

川谷尚亭は大正13年、大阪に移り、6月に甲子書道会より雑誌『書之研究』を発刊した。甲子は大正13年の干支であり「甲子園」開設の年である。尚亭 →続きを読む

2018年8月8日

川谷尚亭(1)

川谷尚亭(明治19年・1886~昭和8年・1933)は高知県安芸郡川北村横山に生まれた。本名は賢三郎、字は大道、号は尚亭。別号に白雲、横山逸 →続きを読む

2018年8月2日

渡邊沙鷗(3)

私が最初に石田栖湖先生にお会いしたのは、昭和45、6年頃だったと記憶している。はっきりしていないのだ。実に嘆かわしい話だ。石田先生が戦後再上 →続きを読む

2018年4月18日
天来書院