3月2日、筒井茂徳先生からいただいたメールに、こうありました。
明日は野暮用で京都に行きます。一泊二日。
空いてゐる時間に二條城、京都府立植物園、御苑を歩く豫定で花の寫眞を撮つてきます。
私が見た中では御苑の白梅が最も美しく、色白美人との再會が樂しみです。
お気づきのように、筒井先生のメールは旧活字で歴史的仮名遣いなんです。。。。。
パソコンの辞書はどうなっているんだろう。
それはそれとして、色白美人って、楽しみ。。。。。。。。。。
翌々日、美しい梅の写真が、サイトにたくさんアップされていました。
(梅だけじゃありません)
まずは、京都御苑の梅林です。
誇り高い京都! ですね。
こちらは二条城の梅林です。
可憐な紅梅にズームイン。
花びらに光が透けて見えます。
こんなユーモラスなカットも。
前にもご紹介した「思いのまま」という紅白の梅もありました。
華やかです。
こちらは白梅。
まるで、春の雪が舞っているよう。
雪といえば
斜陽一照来 始餘不消雪
陽が斜めにさしてきて梅の雪を溶かすと、
ようやく消えない雪(梅の白い花)が残った。
南宮大湫 五言絶句「雪中梅」
奥様の筒井ゆみ子先生編『みやが選ぶ小さな詩(うた)集』より
で、問題の御苑の「色白美人」はいずこに?
おお、大きな樹が、青空に向かって健やかに枝を伸ばしています。
調和のとれた美しい姿。
今年もお目にかかれましたね。そう語りかけているようです。
甘やかな色香をまとうかわいらしい京美人。
なるほど!
二条城の枝垂桜(しだれざくら)です。
樹って、絶妙のバランスで枝を張って(垂らして)いると、いつも思います。
どうしてこんなに集まって咲くのかな。
というか、ここを選んでズームするなんて、楽しい♡
楚々とした白侘助(しろわびすけ)。
こちらはかわいらしい雛侘助(ひなわびすけ)。
「窓の月」という名前の椿だそう。
土佐水木(とさみずき)。
一つのつぼみが割れて5〜7つの花が咲くそうです。
早咲きの桜の名は「阿亀(おかめ)桜」。
彬姫桜(あきひめざくら)はまだつぼみです。
蜜を吸う目白。
ああ、落ちる。。。