京都近代美術館で開催中の企画展に、比田井南谷の作品が展示されています。暑いに違いないので、覚悟を決めます。まずはハイボール。一人で行ったかというと
二人でした♡ ムー教授といっしょです。隊長は今回は欠席。食べるものが限られちゃうので、京都はつらいのです。で、かんぱーい。今回は日帰りです。
お昼はうどん! ということでしたが、両方やってるとこにしました。京都駅に続く地下街です。
京都といえば玉乃光。かんぱーい。
京都ならうどんだよね。と約束したにもかかわらず、ムー教授はおそば。
私は鴨なんうどん。関西らしからぬ黒いおつゆで濃いめの味です。
さあ、熱い京都に繰り出すぞ(固い決意)!
美術館のそばにある鳥居。
京都近代美術館です。逆光でしたがなんとか撮れました。それにしても、じっとりとした暑さはただものではありません。早くはいろ。
展覧会はとても面白い内容でした。京都近美や東京都近代美術館など、国内の美術館が所蔵する作品が、かなり網羅されています。なんといっても「第1章 ミシェル・タピエとアンフォルメル」。マチューやフォンタナ、サム・フランシス、マーク・トビーなど、見ごたえのある作品が並びます。
次が「第2章 身体・アクション・線の流動」。井上有一、森田子龍、比田井南谷から始まって吉原治良、津田和一、堂本印象など、アンフォルメルの影響を受けた日本の作家が並びます。書が注目された時代です。
南谷はこれです。電第二。2000年の東京画廊の展覧会の時に買い上げてくださいました。小さいけど、私の好きな作品です。
そして展示は第3章、第4章、第5章と続くのですが、この時代はこんなにたくさんの作家がこういう手法で作品を作っていたんだなあ、ということがわかります。(ちょっと疲れた)
続いて大徳寺へ。聚光院で特別展示をしています。
とにかく暑い! 東京の暑さなんて甘いですぞ。
予約をしないと見ることができません。狩野永徳と松栄の障壁画、利休のお茶室を見ることができます。特に狩野永徳は、暑さも忘れて感動しました。美術館で見るのとは大違い。書いた時の息吹さえ感じられます。
最後に、現代日本画の障壁画に案内されるのですが、これはまったく別の物です。希望する人だけが見るようにして欲しいと思いました。
本日はこれでおしまい。京都駅ではお寿司屋さんに入りました。観光客向けにリーズナブルなのはよいのですが、鯛の兜焼きが固かったりしたので、お店の紹介は省略。大観光地は難しいもんです(隊長がいないんだもん)。
帰りは新幹線でワインとチーズ。今月は広島に行かなくっちゃ。