天来記念館で企画展
天来記念館には、天来・小琴の部屋の隣に、企画展時室があります。
ここで、地元の方々が所蔵している天来の作品が展示されています。ぜーんぶ未発表の逸品です。
一昨年、佐久市立近代美術館で開催された比田井天来展のとき、地元所蔵の作品も展示しましたが、そのときに展示できなかったものをお借りしました。
すばらしい作品ばかりです。地元の方々と天来との深いつながりを暗示しています。大事にしてくださってうれしい!
これはとっても若い頃、30歳代だと思います。まだ日下部鳴鶴の廻腕法ですね。
これはとっても若い頃、30歳代だと思います。まだ日下部鳴鶴の廻腕法ですね。
落款に使われている印は、あまり見たことがありません。
一番右の作品も若いですね。中央の落款は「天来心画」、左は「天来隷古」、天来が作った「木簡隷」と呼ばれる書体です。
すべて、NPO法人未来工房もちづきの上野さん、依田さんほか、みなさんの努力によって実現した展示です。
12月2日までなんてもったいないですね。みなさま、ぜひぜひ見に行ってください。
12月2日までなんてもったいないですね。みなさま、ぜひぜひ見に行ってください。