2012年3月25日

北海道教育大学収蔵「書」展

かんばんs.jpg
札幌駅から徒歩1分、札幌駅前サテライトの4Fで、同校が所蔵する書の名品が展示されています。






会場風景.jpg作品は21点、昭和初期のものから現代まで、幅広い作品が展示されています。ポスターはこちら
左に見えるのは中野北溟先生の作品。次は

桑原 小川.jpg左は小川東洲先生、右は桑原翠邦先生です。その先が安東聖空先生、そして

金子屏風.jpg
金子鷗亭先生の屏風です。昭和25年ですから先生は44歳。堂々たる力作ですね。

天来.jpgこれは比田井天来、おそらく、昭和4年、札幌へ行ったときの書と思われます。「敬天愛人」は「天をうやまい、人をめず。」
実はこれ、昭和2年に制定された「旭川師範学校校歌」(土井晩翠作詞・弘田龍太郎作曲)の一節なんです。

川谷尚亭s.jpg川谷尚亭先生もあります。

石田s.jpg石田栖湖先生。北海道に関わりの深い方々の作品がそろっています。
また、金丸梧舟先生(大正14年卒業)や、昭和初期の太田鶴堂先生、山口野竹先生、赤石蘭邦先生、そして昭和43年に卒業された辻井京雲先生まで、卒業なさった方々の書がならび、とってもなごやかな雰囲気です。
3月31日には北海道立近代美術館学芸員の齋藤千鶴子先生の講演もありますよ。展示は4月3日まで。ぜひおでかけください。

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