2012年12月 4日

比田井天来・小琴顕彰 佐久全国臨書展 受賞作品

天来賞など(一般部)s.jpg
佐久市臨書展は初回であるにもかかわらず、3000点を超える応募があり、大成功でした。
比田井天来賞、小琴賞を初めとする受賞作品をホームページにアップしましたのでご覧ください。



天来賞など(一般部).jpg受賞作品はじめ特選、秀作、佳作、入選作品(展示替えあり)はすべて佐久市立近代美術館に展示されました。天来賞・小琴賞佐久市長賞・教育長賞・佐久市書道連盟賞・近代美術館賞・審査員個人賞は美術館三階のガラスケースの中です。
ちなみに、比田井和子賞は「王羲之思想帖」を臨書なさった里薗滴翆さん。原本に対する愛情が満ち満ちています。

天来賞など(高校生).jpg高校生の部は二階です。堂々とした力強い作品が並びました。

小学生の部.jpg小学生だって臨書します。
わたしは小学校に入学したころから、法帖および碑版から書を習っていた。とは天来のことばです。

中学生の部.jpgこちらは中学生の部。なかなかです。

表彰式.jpg午後1時から、佐久創造館で表彰式がありました。右が審査員の先生方です。

配信中.jpgユーストリームでライブ配信しました。社員そろってコードをテープでとめたり、パソコンを冷やしたり、大奮闘。配信担当のあくあく格闘中! がんばれー。

そして続いて臨書パフォーマンスです。

11市長.jpg佐久市長、柳田さんはなんと古代文字、甲骨文に挑戦です! お使いになっているのは比田井南谷が使った筆です。

12 市長.jpgすばらしい集中力です。厚みのある線! さすがです。

21じゃんけん.jpg何をしているかって? 次に誰が書くかを決めるじゃんけんです。左から石飛博光先生、川村龍洲先生、高橋蒼石先生。高橋蒼石先生の負け。じゃあ、蒼石先生が最後ね。

22じゃんけん.png違うよー。最初だよー。

23じゃんけん.jpgで、次は川村龍洲先生に決まり。石飛先生が最後だ。


31高橋先生.jpg
最初は蒼石先生。市長さんの甲骨文を受けて、金文、石鼓文、開通褒斜道刻石、そして蘭亭序。

32川村先生.jpg続いて川村龍洲先生は顔真卿争坐位帖、欧陽詢九成宮禮泉銘、そして褚遂良雁塔聖教序。机の上に紙を広げて書きます。

33 石飛先生.jpg最後は石飛博光先生で、顔真卿自書告身、張遷碑、賀蘭汗造像記、そして木簡です。

揮毫作品.jpg書いてくださった作品をつるしました。右端、市長さんの作品、いいですよね。浅間山にちなんで「火山」です。
高橋蒼石先生、川村龍洲先生の作品もさすが!

石飛先生作品.jpg最後に書いてくださった石飛博光先生の作品。筆を変えて多彩な表情を見せてくださいました。
授賞式とパフォーマンスに関して、いろんな方がブログに書いてくださいました。あわせてご紹介します。
 http://tansakai.sblo.jp/article/60313345.html

http://naenokai.sblo.jp/

http://blog.goo.ne.jp/seiyohosono/e/3606c93a194a675215acfc01227de25d

http://blogs.yahoo.co.jp/garagaranyan/37255918.html

http://blogs.yahoo.co.jp/garagaranyan/37259349.html

https://www.seitoku.jp/highschool/news/entry.php?id=467&category=inner


今、個人で出品して賞をとれる公募展はめったにありません。みなさん、来年はぜひぜひご出品ください!

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