2012年6月28日

比田井天来・小琴顕彰 佐久全国臨書展

臨書展フライヤー表s.jpg
佐久市主催の臨書展が始まりました。出品料と表具代あわせて1万円と少しです。





ことの発端は、一昨年の「新佐久市発足五周年記念特別企画 現代書道の父・比田井天来」展のレセプション会場です。田宮文平先生から「佐久市で臨書展をやりませんか?」というご提案をいただきました。臨書って何? という疑問符が飛び交う中、市はきちんと受け止めてくださり、今回の第一回展が実現したのです。

臨書展.jpg甚だしいかな、流派のわが文芸を禍するや! と天来はなげきました。自分の書風をまねさせるのではなく、広く書の古典を学ばせて、その人独自の作品を書けるようにするのが、指導者の役割だと、天来は説いたのです。

今回の審査員は田宮文平先生、石飛博光先生、市澤静山先生、川村龍州先生、高橋蒼石先生、仲川恭司先生、名児耶明先生、そして比田井和子、つまり私でございます。佐久市からは池田龍仙先生、加藤春暉先生、上嶋桂風先生、虎井暁鐘先生。会派を超えた方々がどんな審査をするか楽しみです。
審査員の個人賞も本展の特徴の一つ。多数決ではない、個人責任の賞です!

公募展は、会派に所属していないと入選は難しいですが、この展覧会は違います。腕に自信のある方、ふるってご応募ください。

詳細はこちら
佐久市ホームページのページはこちらです。

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