パフォーマンス書道
31日の実況中継に、濱野麗茱先生がご出演くださることになりました。
かながわ書道祭りで小学生のパフォーマンスを披露してくださった方です。
かながわ書道祭りで小学生のパフォーマンスを披露してくださった方です。
前にもご紹介しましたが、ほんとにかわいかったですね。
子どもたちはみんな濱野先生の生徒さんだそうです。書の指導、振り付け、練習、すべて濱野先生がなさったそうです。
練習は2時間ずつ4回。最初はみんなどうしていいかわからず、うまく動けなかったそうですが、回を重ねるにつれて自信がついて、本番はすばらしかったですよね。
みんな、満足そうな顔してます。
映画「書道ガールズ」の反響か、大学や高校の書道部が人気になっているそうです。この書道ブーム、すぐにすたれてしまうなんていう意見もありますが、私はちょっと違います。
ある画廊の話。
部屋の中に硯や筆、紙を置いて、誰でも書を書くことができるコーナーを作ったところ、外国人は喜んで書くのに、日本人は誰も書かなかったそうです。日本人はほぼ全員が「自分は字がへただ」と思っているのかも。「書は人なり」で、字が下手だと人格まで疑われるみたいに感じているのかもしれませんね。
もう一つ。
書道界には二世の書家がたくさんいらっしゃいます。なぜか。
それは小さい時から、親が筆を使うのを見ていて、コツがわかるからだと思います。まわりに筆を使う人がいなければ、自分も書いてみようなんて思いませんよね。
日本人なら誰でも字が上手になりたいもの。でもみんな、最初からあきらめてしまっています。
でもね、パフォーマンスでもなんでもいいから、筆をとって一生懸命字を書いた経験は、本気で書を始めるきっかけになります。
パフォーマンス書道ばんざーい。ってか?