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NEWS

2017/08/19

Vol. 10-1 1957(昭和32)年 前衛書作家協会の創立(1): 南谷レポートを更新しました。

2017/03/29

vol.9 南谷と実存-part2 南谷レポートを更新しました。

2017/03/27

vol.9 南谷と実存-part1 南谷レポートを更新しました。

2017/01/24

vol.8 1963年11月22日(金):南谷レポートを更新しました。

2016/12/26

vol.7 万国博覧会 美術展(1970)南谷レポートを更新しました。

TOPICS

比田井小葩オフィシャルサイト
比田井小葩のオフィシャルサイトがオープンしました!
比田井小琴に師事した後、比田井南谷と結婚して、作家として詩文書の世界にユニークな風を吹き込んだ比田井小葩。小葩の生涯と、数多くの作品をご覧いただけます。
比田井小葩オフィシャルサイト

南谷のことば

南谷のことば
作品67-3(1967)
あの終戦がやはりこの新らしい誕生に作用を及ばしたのかも知れない。しかし心の中のモチーフは容易に形にならない。… これがどの位続いたか、突然頭に浮ぶものがあった。それは父の「行き詰ったら古に還れ」という言葉である。古文だ。先ず古文に還ろう。そこで古籀篇を開いたとき「電」の字が異様に私の注意を惹き、これを夢中で展開させて心線第一「電のヴァリエーション」となったのである。
「心線の生れるまで」1955(昭和30)年
線表現の伝統は4000年の歴史をもち、それぞれの時代が、その時の人々の心について何事か―活力や衰退や優雅など―を露わにする。…東洋の書は、美しい筆跡以上のものである。それは文字の意味によってではなく、書かれた線の意味によって評価される。抽象的書は、内的存在を線で表現しようとする東洋の欲求の拡大である。主眼は外面よりむしろ内面にある。人が私の作品について「美しい」というとき、それは私には何の意味もない。「これが比田井だ」というべきだ。
「ワシントン・ポスト紙での南谷のことば」1964(昭和39)年
今までの私の作品は、いわば一連の実験報告にすぎません。… 私の作品に、もし何らかの取柄があるとすれば、それは、ときどきの、ありのままの姿を正直に露呈しようとした点であろうと思います。
「比田井南谷作品集 自序」1987(昭和62)年

比田井南谷Hidai Nankoku

比田井南谷 プロフィール

本名漸。1912年、比田井天来、小琴の二男として生れる。
天来歿後は書道研究機関「書学院」を継承して数千冊に及ぶ貴重な碑帖の管理にあたり、同時に書学院出版部を再開して良書の出版と啓蒙に努める。1945年、史上初の前衛書「電のヴァリエーション」を書き翌年発表し、書壇に衝撃をあたえる。
東京、ニューヨークなどで個展14回。現代美術展等に招待出品、ニューヨーク近代美術館(MoMA)など著名コレクターが作品買上げ。
またプリンストン、オックスフォード等約20の大学で書道史を講演する。
1999年10月15日永眠、享年87。

生涯  − 心線の芸術家・比田井南谷 −

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