梅が見頃を迎えています。
2月24日、私たちが向かったのは、横浜の三渓園です。庭園に配置された趣ある建物と可憐な梅の花。人間の営みが加わると、自然の美しさはひときわ映えると思います。
横浜三渓園は、原三溪によって、1906年(明治39年)5月1日に公開された庭園で、広大な敷地内に重要文化財10棟・横浜市指定有形文化財3棟を含む貴重な建造物が配置されています。お茶会が催されることもあります。
遠くに見えるのは旧燈明寺三重塔、三渓園というと、この塔が思い出されます。
三重塔をあやどる白梅。あたたかな春の日差しが戻ってきた喜びを、枝いっぱいにあらわしているようです。
古都のような雅な趣です。三重塔の表情も暖かく見えます。
紅葉の頃の三渓園は、また違う風情なんですよ。こちらからどうぞ。
こちらでは、素朴な民家と梅がしみじみとした味わいを作り出しています。
白梅が青空に映えます。
こちらは紅梅。可愛らしく咲いています。
緑萼梅というのだそう。きりりとした咲きっぷりに惹かれます。
このあたりは「中国梅林」と名付けられた場所。緑萼梅が咲いているのもここです。
そろそろお酒が呼んでいる。でもまだ4時前。空いているお店はあるかな?
横浜は阪東橋にある「愛知屋」は、なーんと3時からあいています。偉い! 着いたのは4時過ぎでしたが、店内は地元の方でとても賑やかでした。
まだちょっと寒かったから熱燗です。このお店は気取らない実質主義。二合徳利は口までお酒が入っています。さあ飲もう!
この平貝はりっぱです。蟹・ふぐ・エビなど、ほかではなかなかお目にかかれないすばらしい食材を、おさしみをはじめ茹でたり蒸したり、素朴な調理で出してくれるんです。
かんぱーい。
ふぐ皮です。黒いのは背、白いのはおなかの部分。ゼラチンたっぷりだし、仕事が丁寧なので、軽やかなふぐ皮。ただ、ポンスがかかってきちゃったから、グルテンアレルギーの人はだめ。隊長は残念でした。
赤貝のお刺身はぷりっぷり。貝殻にわさびが乗っているのって、どうよ!
大海老の塩蒸し。かなり大きなエビなので、皮をむくのは面倒ではありません。
以前行ったときは蟹を食べましたが、今回はふぐ。豪華な大盛りです。上はまだお鍋に何も入れていない状態。
ふぐの骨付きの部分をお鍋に入れた状態。ふぐはまだまだ出てきます。普通はふぐを多く見せようとしますが、なんと、ふぐの下にふぐがたくさん。ふぐふぐふぐ。
お店で出て来るポン酢は小麦が含まれているので、自家製ポン酢を持参。こっちのほうが柚子の香りが立って美味しいけど、もらうわけにはいかない(泣)。
あったかいお鍋には冷酒です。かんぱーい。
お鍋が煮えてきたので、骨なしのふぐの身を乗っけます。すぐに食べられる。
でもほんとは、骨付きの身が美味しいのです。コラーゲンたっぷりのふるふるの身を骨からはずす、あの瞬間がたまらない。
締めは当然雑炊です。ふぐの旨味がふんだんに溶け出ています。
おなかがいっぱいになったので、
ふっふっふ。締まっていませんでした。中華街にあるバー、グレート・ウォール。バーと言えばマティニです。左はグルテンフリーにするために、ジンの代わりにラム酒とシェリーが入った、ジャマイカ風マティニ。右は普通のマティニ。
かんぱーい。大人の時間の始まりです。(乾杯の画像しか載せていませんが、実はその何倍も飲んでいるので、みんないい気分)
中華街は春節の真っ只中で賑わっていました。まっこと、異国情緒たっぷりです。
隊長のおうちにおしかけて、かんぱーい。おお、テレビではオリンピック、カーリングの真っ最中。
大人の時間はまだまだ続く(梅より長い)。。。。。